江戸川区認証保育所ガイド
認証保育園に関する疑問や不安にお答えします
<目次>
認証保育園ってをご覧ください。
各保育園、認証保育所設置基準等を満たした施設ですが、特色や環境などはさまざまです。
まずは実際に見学に行き、気になることを質問したり、保育園のお話を聞いた上で、保育園を選んで直接契約してください。
認証保育所の大きな特徴は、保育を必要とするすべての人が利用できることです。
就労証明書等はいりませんので、働いている間に子どもを預かってほしい人はもちろん、集団生活やさまざまな体験をしたいという方も利用されます。
各保育園への直接申し込みとなります。
地域により違いはありますが、転勤や認可園への移動が多い4月には比較的空きが出ることが多いものの、夏頃には満員になってしまう傾向があります。(待機児童の多い地域だと4月で満員になることも)
育休明けのタイミングによっては、秋ごろに入れますかという問い合わせをいただくこともありますが、受け入れが難しいことも多いので、早め早めに見学をし、話を聞きに行くことをおすすめします。
保育士の数が少ないと言うことを言われますが、保育する人数は認可保育園と変わりません。
基準職員(0歳児3人に1人、1~2歳児6人に1人、3歳児20人に1人、4~5才児30人に1人)のうち60%以上を保育士資格者にするように定められていますので、実際にはすべて保育士が保育に当たっている保育園も多いですし、認可保育園でも基準外職員は資格がない場合があります。
また、認証保育所は施設長の条件として、保育士資格を持ち保育士経験があることが条件であったりと、より厳しい条件が課せられています。
こちらのページから、毎月の空き状況が確認できます。
詳しい情報をお聞きになりたい方は、各園にお問い合わせください。
各保育園ごとに、利用時間数年齢によって料金が設定されています。
詳しくは各保育園にお問い合わせください。
※認証保育所では、東京都により月220時間以内の利用の場合、80,000円(3才未満児)78,000円(3才以上児)以内にするように定められています。
認証保育所は、認可保育所の応能負担(所得に応じて保育料が決まる)と違い、国からの補助がないため、応益負担(利用内容によって保育料が決まる)のため、認可保育園と比べて保育料が高いとの声もいただきますが、その保育料にプラスして東京都と江戸川区から補助金を受けて運営されています。
子ども達を預かり、適切な人員を配置し、保育環境を整え保育を行っていくには、様々な費用もかさみ、心苦しくも各園必要な料金設定となっております。保育園は子ども達の安全の確保はもちろんのこと、成長発達のための様々な工夫を行っていますので、払った保育料の何倍の物を子ども達や保護者の方も受けられるよう、各園最大限保育を行っていますので、まずは保育園の活動を見ていただければと思います。
認証保育園の規模をご覧ください。
基本的な流れについては、保育園の生活をご覧ください。
詳細については、各保育園により特色や差違がありますので、各保育園にお問い合わせください。
大きな役割は「保育」と「子育て支援」です。
一つめは一番大切な役割である、子ども達を預かり安全に配慮しながら生活し、成長発達のために様々な活動を行っている「保育」という部分です。
たくさんの遊びや活動を通しての成長や学び、生活の中で基本的生活習慣やさまざまな能力を身に着けていきます。
何より、集団生活の中で、他の子どもたちや関わりから得るものはとても大きなものがあります。なので、保育園に通うとなんだか、すごく成長したと感じることが出てくると思います。
なかなか家庭ではできないような体験をできるのも保育園の大きな魅力の一つでもあります。
そしてもう一つ、子育てを一緒に手伝い、時には相談に乗ったりアドバイスをしたりする「子育て支援」としての役割があります。
ちょっと子育てで気になることや聞きたいことがあっても、なかなか専門家には聞きに行きにくい、そんなときでも、普段から顔を合わせている保育園の先生なら気軽に相談しやすい、そんな声もたくさんいただきます。
子育ての中で気になることがあったら気軽にご相談くださいね。
生活の流れについては、保育園の生活をご覧ください。
保育園は遊んでいるだけで、教育がないという勘違いをされることが多いのですが、保育とは保護育成(養護と教育が一体となった概念)を表していて、保育の「育」は教育の「育」のことです。
幼稚園は「幼稚園教育要領」を基に、教育課程、年間計画、季案・月案、週案・日案と教育計画を立てますが、同じように保育園も、「保育所保育指針」(厚生労働省により文部科学省の幼稚園教育要領と内容の整合性が図られており、就学前教育として保育園と幼稚園は同じ目標を持っています)を基に、同じように保育課程、年間計画、季案・月案、週案・日案といったカリキュラムを立て、子ども達の成長発達を考えて毎日を過ごしています。
とはいえ、保育園は利用開始年齢が小さく、また過ごす時間も多いことから、生活の部分も重視され、より質の高い環境が必要であり、学び以外にも生活そのもの全般を考えて、保育計画が作られています。