楽らく介護サポート☆江戸川区

蕎麦打ちで認知症予防！？シニアライフのお役立ちレポート－その12　

今の時期しか味わえない香り豊かな新蕎麦作り♪

皆さん、どんなお蕎麦ができるのか楽しみ♪

今回の熟年相談室の「介護予防教室」はなんと「蕎麦打ち」！！
熟年相談室「清心苑」では、毎年、新蕎麦のこの時期に蕎麦打ち教室をしています。
なぜ蕎麦打ちが予防になるの？
脳を刺激する指先を使って、香り豊かな新蕎麦粉をこねることが認知症予防になるそうです！！
それも皆さんと楽しく会話しながら行うので効果倍増！
当日はあいにくの雨模様でしたが、人気のあるこの教室に蕎麦打ち初体験の方や「今回で3回目なの！蕎麦打ちは難しいけど楽しくて」と常連さんが、蕎麦打ちを楽しみに集まりました。

講師の田島さんは春江町でこだわりの蕎麦と日本酒のお店「弥次右衛門」の店主さん。

まずは、講師の田島さんの蕎麦打ちを見ます。
さすがプロの腕前！！
サラサラの蕎麦粉があっという間に艶やかなお団子に。
水加減が大事で、湿気具合にもよるそうで、少しずついれて指先だけを使って混ぜます。
まとまってきたら、手のひらを使って念入りに練る。これがかなり力を使うので、なかなかのいい運動になります。
そして肉まんのように「菊練り」をするのですが、これが一番難しいようです。
ヘソを作って空気抜きしたら、いよいよ平べったく伸ばしていきます。軽く力を入れながら棒を使って厚さを均等にしていきます。
丸かった生地も「角だし」をして四角になりました。田島さんのを見ていると簡単そうに見えるのですがね・・・

さあ、蕎麦きりです！始めに田島さんがお手本を見せてくださり、皆さんお一人お一人での体験です。見比べてしまうとね・・・そりゃープロですから　（笑）
皆さんも思わず苦笑いでした！

プロの腕前に惚れ惚れします。

左端が田島さんの細く均等なお蕎麦！

さあ、実践です！！
皆さん「あーだったかしら？こうだった？」と確認しながら手際よく行っていきます。
途中「先生～！」とあちらこちらからお声がかかり、田島さん大忙しです。
毎年参加している清心苑の職員もすっかりプロ並み！？テーブルを回り声をかけていきます。
そしてどのテーブルからも楽しそうに笑い声が聞こえてきました。
初めてお会いする方同士も会話が弾み、とても和やかな雰囲気です。

先ほどの大きな蕎麦きり包丁から普通の包丁に変えたら、主婦の女性陣はお手のもの！
プロ顔負け？リズミカルに切っていきます。
男性陣も「普段しないから楽しいよ～」と包丁握り、慎重に切っていました。
片付けも要領よく完璧！奥様に見せてあげたい光景です♪

この笑顔が素敵ですよね♪

大きな鍋にお湯がグラグラと煮えています。
厚さや太さが違うので、1人前ずつ茹でます。氷水で〆たら出来上がり♪
艶々で蕎麦の香りが食欲を刺激します！
皆さん、出来栄えも味も大満足！！
顔を見たら分かりますよ～！

何もしてない、見ていただけのスタッフM・・・頂いちゃいました！それも田島さんが作ったのと食べ比べ！！
いやーのどごしがやはり違うのですよ。
香りが良い新蕎麦、美味しかったです。
皆さまご馳走様でした！！

「自分で作るお蕎麦は格別だね！美味しいよ♪」

介護関係の取材をさせて頂いて、最近思います。
出かける場所があって、初めて会う方と楽しくお話して、少し緊張感があって、最後笑顔で帰られて行く。
これが一番の介護予防ではないかと！！
区内の各熟年相談室では、色々な方が興味をもてるような楽しい教室を企画しています。
区内在住の65歳以上の方でしたら何処の予防教室にも参加できますので、ご自分にあった楽しい教室を見つけてみませんか？
詳しくは「まいぷれ江戸川・熟年相談室のご案内」から検索してみてください。