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子育て支援企画

河川敷は自然がいっぱい♪下平井水辺の楽校

荒川の河川敷には自然がいっぱい♪ 草花を観察したり川でカニや魚を捕って遊ぼう!

荒川の河川敷で自然と親しめる遊び場『下平井水辺の楽校』にお邪魔してきました♪

新緑のまぶしい5月の週末、JR総武線が荒川にかかる河川敷でカニや魚を捕って遊べるというのでちょっとお邪魔してきました!

平井駅から歩いて15分程度でしょうか?荒川の河川敷は緑の芝生が広がるのびのび自然がいっぱいの場所です。サイクリングロードも整備され、サイクリングやランニングを楽しむ人で賑やかです。グランドでは野球やサッカーを楽しむ子供たちもいて、ここが都内だということを忘れてしまうほどのどかな時間が流れます。
グランドや原っぱ、サイクリングロードを走るランナーや自転車。のどかな空間です。
グランドや原っぱ、サイクリングロードを走るランナーや自転車。のどかな空間です。
線路の向こう側にはポピー畑♪スカイツリーも見えて素敵なビュースポットです。
線路の向こう側にはポピー畑♪スカイツリーも見えて素敵なビュースポットです。
『下平井水辺の楽校』は10年以上前から、荒川を人が集う場所にしたい、子供たちが川に親しめる場所にしたいという思いで活動されています。
4月~11月(夏休みは除く)の毎月、河川敷でここでしかできない自然とのふれあい川は怖いものではなく楽しめることもたくさんあることを体験できる場として開催されています。
この日は親子で約50人の参加者がありました。
午前中、まず挨拶をして、川遊びの注意事項など大切なお話を聞いた後、全員で河川敷のゴミ拾いをします。
大切な自然を残していくために、生物が生きやすいように、人が捨てたゴミで自然を破壊しないようにみんなでゴミを拾いました。あっという間にゴミの袋が山になります。
大人も子供も、ゴミが自然に与える影響について考えるきっかけになりますね。
そのあとは河川敷の生物観察です。
様々な草花が自然に生息している様子を観察しながら、「春の七草アレンジ」を作ります。紙コップに好きな絵をかき、そこに河川敷に咲く花や葉を摘んで挿していきます。
ナチュラルな仕上がりにみんな大満足♪素敵なお土産になりました。
紙コップに好きな絵をかいて、河川敷に咲く様々な花や葉を集めます。おもったよりいろんな種類がありました。
紙コップに好きな絵をかいて、河川敷に咲く様々な花や葉を集めます。おもったよりいろんな種類がありました。
おもいおもいにアレンジして完成!ナチュラルな感じが素敵に出来上がりました♪
おもいおもいにアレンジして完成!ナチュラルな感じが素敵に出来上がりました♪
また、河川敷には桑の木がたくさん生えていて、今の時期、黒っぽく熟した桑の実は採って食べることができます。(赤いものはまだすっぱくてあまりおいしくないそうです。)
参加した子供たちの多くもそうですが、記者も桑の実を食べたのは初めて!
プチプチして甘くて、自然の恵みを感じます。人工のお菓子に慣れた子供たちは「あんまりおいしくな~い」と、採るほうに夢中で喜んで食べるわけではありませんが、それでもベロが紫になるくらいつまみ食いしている子もいました。
たくさん採ったらジャムにすると美味しいそうですよ。
赤いものはまだすっぱい!黒く熟したものが甘くておいしいですよ。
赤いものはまだすっぱい!黒く熟したものが甘くておいしいですよ。
手の届く高さにたくさん実っています。
手の届く高さにたくさん実っています。
川に入る注意事項を聞いて、ライフジャケットを着て、いざ!川遊びへGO!
川に入る注意事項を聞いて、ライフジャケットを着て、いざ!川遊びへGO!
お昼を食べたらお待ちかねの川遊び♪(´ε` )
子供たちはライフジャケットを着用して、救助方法や川の危険についてもしっかりお話を聞いて、いざ干潟へ!

河川敷は潮の加減で大潮の時には20~30メートルもの干潟が現れます。この日はあいにく潮はあまり引きませんでしたが、投網や網で魚を捕ったり、岩場でカニ取りなど夢中になって楽しみました。昔に比べて川はずいぶんときれいになっているそうで、投網では小魚が思った以上に捕れて子供たちも大喜び♪

撮影と見守りの役割だった記者も、いつの間にか男の子たちと一緒にカニ取りに夢中!「この岩どけてあげるからカニいるか見てて!」「あっ!大きいのいた!」と撮影そっちのけでカニを捕まえて楽しませてもらいました(^-^;

後でとれた魚たちの説明を聞きましたが、荒川にはずいぶんといろんな種類の魚がいることに驚きました。
小魚や小エビがいて、網で捕まえることもできます。
小魚や小エビがいて、網で捕まえることもできます。
長靴より深いところもおかまいなしにジャブジャブ!遊び始めたらみんな夢中です!
長靴より深いところもおかまいなしにジャブジャブ!遊び始めたらみんな夢中です!
代表の中嶋さんによると、自然の楽校を通じて自然とお友達になってほしい。生物は助け合って生きていることを、自然と触れ合うことで感じてほしい。そんな思いで活動をつづけているそうです。自分たちの住む江戸川にこんなに豊かな自然があること、遊具がなくても自然の中ではいろいろな楽しみを見つけられることを知って遊べるようになってほしいとお話ししてくださいました。

☆下平井水辺の楽校 ホームページ
~水辺の楽校にお邪魔して~
永く江戸川区に住んでいますが、荒川にこんなに自然がいっぱいで楽しめる場所があったなんて知りませんでした。子供たちが小さいころに知っていたら一緒に川遊びなど楽しめたのに・・ちょっと残念な気持ちです。桑の実を食べたのも初めて、アシがいっぱいの河原に大きな干潟が現れて潮干狩りもできることも知りませんでした。地元に残る豊かな自然を、これからもずっと子供たちが楽しめるよう、みんなで守っていかないといけませんね。