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国際比較とすると、日本の女子高校生は世界で唯一、生活満足度が男子より高いそうです。なぜでしょうか。葛西駅そば、個別指導塾葛西TKKアカデミーは生徒たちの生活を見つめ、彼らの心を捉えようと努めます。

葛西TKKアカデミー

面白い記事を発見したのでご紹介します。

『DAIAMOND online』に載っていたもので、生活満足度を分析し、特に高校生の満足度について考察したものです。

「日本の女子高生がやたらと楽しそうな理由」(DIAMOND online)

OECDの「PISA調査」が学力の国際比較に用いられることは有名で、そのテスト結果に政府は一喜一憂します。
しかし、PISA調査は単なる学力テストにとどまらず、その学力の原因となる生徒たちの生活状況や学習意欲など多岐にわたって調査しています。
記事はそのデータを使って、世界の中で日本の高校生の生活満足度がどうなのか調べ、その原因を考えています。

この記事では「生活満足度」と「生活満足度の男女差」に着目して、国際比較を行っています。
そこから導き出されたことは、その分布において文化圏ごとに見事にすみわけされているということでした。

日本は他の東アジアの国々同様に、全体としての生活満足度は低いが男女差は少ないエリアに位置していました。
この記事が注目したのは、程度の差はあれ、全ての国で男子の方が女子より満足度が高いにも関わらず、日本だけが唯一女子の方が男子より高校生の死活満足度が高かった点です。

これを掘り下げて次のようなことを考えています。

1.日本人の生活満足度が低い原因は儒教文化にある
成人であれば所得と幸福度に相関関係があるが、学生には両者の相関関係は低い。
ここから学生は幸福簡に関して所得の影響が少なく、これは親の庇護のもとにあり、所得状況から生活において切り離されているからである。
よって生活満足度に影響を与えるのはむしろ文化的要因である。
これは日本だけでなく儒教文化の強い東アジアの国々に見られる現象である。
儒教的考え方で人々の現実を見る目がネガティブになり、どんなに良い状況でもマイナス面を見つめ改善しようという傾向があるからである。
個人的価値観が高い欧米に比べ、常に社会的期待に答えなければならないというプレッシャーが生活満足度に影響を及ぼすと考えられる。

2.唯一日本の女子高校生が男子より生活満足度が高いのは、外観に対する脅迫概念が弱く、また儒教的束縛から男子と違い開放されているからである
男女間の満足度の差は欧米ほど大きくなっている。
その理由は、欧米の女子高生は自分の外観に対する自己批判が強く、これが女子の満足度を下げているために差が人がったと分析する。
アジアでは欧米ほどこの意識が強くなく、実際に体型も欧米とは違ってスリムなので、それほどストレスと感じていない。
更に日本の女性は全体的に生活満足度が大きく、ほとんどの調査で女性の方が幸福度が優位になっている。
この点が女性の満足度を更に上げている。
戦後の改革で男女平等が普及し、儒教的道徳観から女性が解放されていると考える。
ところが男性は家に対する責任などいまだに古い儒教感覚にとらわれており、その期待と責任から生活満足度が下がるとみられる。

以上の点から、日本の女子高生は男子より満足度が上がったと考えられる。



これが記事の内容で、非常に興味深く読ませていただきました。
確かにそのように考えられなくもないと思います。
しかし、気をつけなければならないのは、相互関係が見られたからと言って必ずしも因果関係があるとは限らないということです。
このような量的調査では特に気をつけなければなりません。
これを結論と思わず、むしろより詳細な研究の一歩としてとらえるべきでしょう。

少なくとも私の関わる女子高生を見る限り、確かに彼女たちは楽しそうです。
よく遊びに行き、人生を謳歌しているように見えます。
人生に対する不安がないわけではないのでしょうが、そんな先のことより今を楽しくことを重視しているように思えます。
そういう人生観や社会観が彼女らをお気楽な状態にしていると思います。
そして、そんな状況が許される社会になっているということでしょう。
何とかなると楽観的で、とにかく楽しむことを追求する。
これは大人が消費社会のターゲットとして女子高生を利用したことにもよると思います。
女子高生が楽しんで遊びや美容にお金をかけることを称賛する社会の反映でしょう。

また、これと同じ流れで女子高生のブランド化も挙げられると思います。
「JK」というのが一種のブランドとなり、女子高生であること自体が一つの価値として称賛され、うらやましがられる。
これにより女子高生自身が自分に、特別な存在としてのプライドを持っています。
だからJKであるだけで幸せなのです。
周りも同じJKで同じ価値観を共有し、仲間があることの安心感もあります。
だから、高校生になることを女子は非常に喜び、卒業することを非常に悲しみ残念がります。
「もう人生終わった。」と。
このことこそが女子高生の生活満足度を高めている理由と私は考えます。
これは記事のような量的調査では分からないことで、私のような質的調査によって垣間見られる部分です。

興味深いことに、男子高校生にはこのようなメンタリティーは働きません。
それは男子高校生はブランド化されていないからです。
「DK」という言葉がないのがその証拠です。
やはり消費させるのは女性の方がたやすいという企業のマーケティング戦略に合わないからでしょう。
男子高校生は社会的にたたえられることもないので、女子のような幸福感はないのでしょう。



塾をしながら生徒たちと触れ合うと、色々なことが分かります。
私は自分を学ぶ立場だと常々考えています。
本当に勉強になり、反省もたくさんします。
こうしながら自分を高めることができるので、生徒たちにはとても感謝しています。

これからも生徒たちに関わりながら、彼らを理解し学び続け、彼らと支えあいながら、共に成長したいと考えます。



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