New Shop Open @江戸川区
「糖質制限が必要な方に安全安心なパンを届けたい」という、強い思いが詰まったパン屋さん。
墨田区菊川から移転オープン! 取材中にも多くのお客様が訪れましたが、丁寧に質問に答える姿が印象的でした。
江戸川区立葛西図書館から、環七に向かって伸びる二之江宮前通り。酒屋、スーパー、花屋などが並び、かつて商店街として栄えた名残が感じられるこの通り沿いに、2022年5月16日移転オープンしたベーカリー「みんなのパン」をご紹介します。
店内にずらりと並ぶ種類豊富なパン。奥の工房では生地をこねたり焼いたりする姿が見えます。
一見普通のパン屋さんなのですが、大きく異なるのは、そのほとんどが「低糖質パン」だということ!
小麦粉のふすま(表皮)や大豆を主原料にした低糖質パンは、食品試験検査機関で成分を算出しています。ダイエットはもちろん、糖尿病などで糖質制限が必要な方も安心して食べられるパンです。
菓子パンから惣菜パンまで種類豊富。これが全部低糖質だなんて!
実際に食べてみました。
どのパンもふっくら柔らかく、もっちりとした引きがあります。ふすまパンは香ばしい風味、大豆パンはきな粉のようないい香りが素敵!
パン生地には甘味料、フィリングのあんこやクリームには砂糖と、使い分けています。「やっぱりおいしいことが大事だから」と、オーナーご夫婦の伊藤さん。
成分がきちんと算出されているから、制限量の中で糖質の調整ができます。食事制限中でもおいしいものが食べられると、ストレスなく続けられそう!
墨田区菊川で創業した当初は“いたって普通のパン屋さんだった”という「みんなのパン」。低糖質パンにこだわり始めたのは、伊藤さんご自身が糖尿病予備軍と診断され、糖質制限について勉強を始めたことがきっかけでした。
結果、1年間で18kgの減量に成功。糖質コントロールの重要性を感じ、“おいしくて安全な低糖質パン”を作るために手探りで研究を続けてきました。今では店頭での販売のほか、企業とのコラボや通信販売など、多くの人に安心安全なパンを届けています。
そんな「みんなのパン」が今取り組んでいるのは、低糖質パンの保存食(缶詰)開発です。東日本大震災の際、低糖質の非常食が手に入らずに不安な思いをした方も多かったそう。移転して広くなった江戸川の工房には、缶詰の量産体制も整っています。商品化が待ち遠しいですね!
「子どもにみんなと同じ給食を食べさせたい」というお母さんの言葉から生まれた、アレルギー対応のパンも。
明るい店内には小さなイートインスペースが。ドリンクもあります。
店名 | みんなのパン |
住所 | 江戸川区江戸川6-33-28 大和コーポ1階 |
営業時間 | 10:30~15:30 |
定休日 | 水・日曜 |
オープン日 | 2022年5月16日 |
取材日:2022年6月2日 写真:nanaplus-photo 文:すがわらはるか
まいぷれ江戸川区では、江戸川区内で新規オープンしたお店を訪問・取材してご紹介しています。
オープン3ヶ月以内で本コーナーに掲載をご希望の店舗様はお気軽にご連絡ください。編集部スタッフが取材に伺います♪
→掲載についてはこちらをご覧ください。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。