博多・長浜をイメージさせる屋台が目印

新京成の高根木戸駅から歩くこと3分で到着。

かなり交通量が多く、渋滞することもたびたびという通りに面したお店です。

駐車場も40台と多く、それゆえ様々な層のお客が訪れるとのことです。

10時間煮込んだクリーミーなド豚骨

通常の豚骨ラーメン・豚そばに対して、トッピングが贅沢になったのが特製豚そば。

豚骨スープに泳ぐカネジン食品の細麺は、少し粘度のあるクリーミースープをよく拾い、食欲をそそる動物系の香りと共に豚と鶏の旨みを口に運んでくれます。1杯食べ終えて足りなければ、博多ラーメン名物の替玉 130円を注文しても良いですが、このお店では和ぇ玉（あえだま）も用意しています。

これは、麺1玉の上に刻みチャーシュー、青ネギがのり、サバ・カツオ魚粉が振りかけられたもの。

とんこつプラス魚粉で味変が楽しめるのでオススメです。

ダシは豚頭骨、背脂、豚足、ゲンコツを10時間煮込んでとります。

煮込んでいる途中には豚頭骨を砕き、骨の髄から旨みをとっています。長時間煮込まれたスープは、豚骨のコラーゲンがゼラチンになり、水と油が混ざり合い、白く白濁した乳化状態になって非常にクリーミーな口当たり。

トッピングのオススメは特製味玉 110円。コクのあるたまり醤油などのタレに漬け、しっかりと味がついています。

ブラッシュアップに余念がない店長

洋食の世界からラーメン業界に鞍替えした店長。元々麺好きであり、一杯のどんぶりという世界にスープや麺やトッピングを集中することで完成する、ラーメン作りに面白みを感じたそうです。

その気持ちをぶつけて作られたのが、まるはグループの中でも「五代目らーめん処 まるは商店」限定になっている台湾まぜそば。構想から試作・試食を経て4ヶ月かけてレギュラーメニューとして定着したそうです。

メニューは豚骨ラーメンの豚そばをメインに色々揃う

あっさりの中華そば 700円からこってりの豚そば 700円・鶏白湯らーめん 730円まで、幅広くメニューを揃えるこのお店。どのメニューが1番人気というわけではなく、どれも万遍なくオーダーされているそうです。店長のオススメは、自身が考案した台湾まぜそば 800円。ピリ辛の自家製ラー油がかかった麺をまぜまぜして食べ、麺が終わったら追い飯を投入して台湾ミンチとまぜて頂きます。

また、まるはのエーススープである鶏白湯スープを加えてコクと旨みが好評だった濃厚白湯カレーは、牛骨や野菜からダシをとったスープがベースのビーフカレーにリニューアルされる予定です。

ほかにも定食やごはんメニュー、サイドメニューが豊富なこのお店。いつもはカウンターだけの店でラーメンに集中しているみなさんも、たまには広い店でのんびりとラーメンやカレー、餃子、定食などを楽しんではいかがでしょうか。