地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、江戸川区の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

江戸川区の地域情報サイト「まいぷれ」江戸川区

こんな先生は嫌だ。(その1)生徒たちの本音を聞いてみました。そこには単純な好き嫌いではなく、状況を冷静に分析した彼らなりの筋が通っていました。

葛西TKKアカデミー

日々、生徒と付き合っていると、彼らが非常に不満とストレスを抱えていることが分かります。
丁度思春期に当たる彼らは、それまでの子供から大人への過渡期において、様々な矛盾に直面し悩み苦しみます。
今まで単純に正しいとしてきたことが、現実に通らなかったり。
実は悪いとされてきたことをした方が得をしたり。
本音と建て前。
信念が揺らぎ、純粋な子供の明確な善悪が通用せず、大人の汚い現実が見えてきます。
純粋に正義であろうとする生徒は抵抗を試み、しかし大人の力に負けてしまう。
結果、要領よく表面だけ合わせることを覚えたり、失望して生気を失ったり。
疾風怒濤、紆余曲折。
あちこちぶつかって、成長していく時期です。

当然、彼らから愚痴や不満をよく聞きます。
そういうはけ口がないと、心が圧し潰されてしまいますから、聞き役になるのですが。

でも彼らはわがままに文句を言っているわけではありません。
そこには彼らなりの筋があり、正義があるのです。
それを聞かず、無視して押し付けるような大人の対応はやはり不適切でしょう。
それを踏まえたうえで上手に説明、説得できなければ教育とは言えません。

今回は、そんな彼らの先生に対する批判、不満を聞いてみました。
題して「こんな先生は嫌だ」。
先生についてのアンケート結果ですが、これは大人全体に当てはまると考えて私も反省したいと思います。

後でリストしますが、かなりあります。
一見矛盾しているようなものもありますが、それはその文脈においての意見なので、全体として見るより、一つ一つの場面における見解と考える方がいいです。

もちろん生徒に好かれる先生、優秀な先生もたくさんいらっしゃいます。
しかし、そうでない先生がいるのも事実です。
これは真摯に受け取った方がいいでしょう。

全体をまとめると、生徒が嫌う先生にはいくつかのパターンが見られます。
今回は五つほどまとめました。
実際はまだあります。
これらのパターンを踏まえ、生徒と接するときに気を付けていきたいと思います。
これは先生のみのでなく、広く大人一般が子供に接するときに当てはまると考えてた方がいいでしょう。



1.不公平
多くの生徒が不公平や不当な扱いに怒りを覚えるようです。

「勉強ができる生徒とできない生徒で扱いが違う。」
「差別する。」
「裏表がある。」
「お気に入りを作る。」

人は公平に扱わなければいけないと教わったのに、肝心の先生がそうでない。
気を付けなければいけません。
私が思うにこの問題の根底には、生徒を対等の人間とみて尊敬していない、教える者と教わる者の間に上下関係が存在するという考えがあるのではないでしょうか。
口では平等と言っても、この考えがあるから、実際の行動で違うことをする。
子供たちはきちんと見ています。
しかし、学校という閉鎖された空間は、外部のチェックが入りづらいので、人格尊重を損なったとしても指摘されることは難しい。
だから、不公平は見過ごされまかり通ってしまう。
そうして知らず知らずのうちに、不公平に対して鈍感になっていくのでしょう。
経験から言うと、彼らから学ぶこと、彼らに気づかせてもらうことは非常に多いのです。
むしろ、上下関係を捨てて対等になった方が信頼関係も深まり、生徒との建設的な関係が築け、こちらの精神的にも楽です。
自分が先生だから偉く、子供たちは馬鹿だから見下すような態度は改めましょう。
筋が通らないことに子供は敏感です。
それが現実と教えることも大事です。
でも、問題はどのように教えるか。
教え方まで理不尽である必要はありません。

2.自己中心的
先ほどのこととも関わるのですが、教育において先生は多くの権限を与えられています。
しかし、それを自分のためだけに使えば、それは濫用と言わざるを得ないでしょう。

「生徒をパシリに使う。」
「自慢話をする。」
「なれなれしい。」
「気分屋」
「生徒に八つ当たりをする」

これは他者に対する気遣い、思いやり、つまり、相手の立場に立って考えることができないのが原因でしょう。
立場上、生徒を動かすことができるので、ついつい生徒を道具のように考えてしまうのでしょうか。
相手に感情があるということを忘れてしまう。
これも注意しなければなりません。
相手の気持ちを無視した不用意な行動や発言がどれだけ生徒を傷つけるか。
こちらが冗談でも、相手はそうは思わないということを理解する必要があります。
相手への配慮の欠如が、先生の生徒へのいじめになることに気を付けなければなりません。
そんな先生を生徒は信用しません。
信頼関係がなくなれば良好な人間関係は築けません。
いつでも生徒のことを考え、自分の行動が相手にどんな影響を与えるか考えるに越したことはありません。
相手の気持ちを想像する力、特に繊細な心を持つ、この時期の生徒に接するときは不可欠です。
権限を与えられているということは責任も与えられているということです。
学校という閉鎖された組織の中では責任の追及がされにくく、しかも相手が子供だというと無条件に先生に理があると思われがちです。
常に誠実で、客観的に物事を見る態度で臨まなければ自己中心的になるので自重しましょう。

3.自分を押し付け、生徒の話を聞かない
先生の立場上、常に自分は正しくなければならないと考えるのでしょうか。
例え自分に非があったとしても認められない。
それは生徒にとっても先生にとっても不幸です。

「自分の考えを押し付ける。」
「生徒の話を聞かない。」
「自分の間違えを認めない。」
「自分が全て正しいと思う。」

人は完璧ではありません。
先生も然りです。
先生が間違ったとき、その誤りを素直に認め改めることができるか。
ごまかしたり、強引に認めさせたりしても、生徒は先生の誤りに気づき、内心は分かっています。
自分の誤りを認められない人間を生徒は軽視します。
当然です。
それは反って、先生の威厳を損なうものです。
考えに絶対に正しいということはなく、立場や状況で見方は変わります。
自分以外の考えを認め尊重することも大事です。
もし、自分の考えを通したいなら、それは説明し導き、生徒が自ずから同意するようにしなければなりません。
自分が先生といえども完璧な存在でなく、日々学び成長する人間であると認めた方が、先生としても気が楽だと思います。



かなり長くなりましたねで続きは後日。
お楽しみに。

  • 営業中14:00〜22:00
    詳細
    • 日曜日 14:00~22:00
    • 月曜日 14:00~22:00
    • 火曜日 14:00~22:00
    • 水曜日 14:00~22:00
    • 木曜日 14:00~22:00
    • 金曜日 14:00~22:00
    • 土曜日 14:00~22:00

基本情報

名称葛西TKKアカデミー
フリガナカサイティーケーケーアカデミー
住所134-0084 江戸川区東葛西5-12-15 ビジネスゲート葛西2階-B
電話番号03-6683-8252
ファックス番号03-6683-8252
営業時間
日曜日
14:00~22:00
月曜日
14:00~22:00
火曜日
14:00~22:00
水曜日
14:00~22:00
木曜日
14:00~22:00
金曜日
14:00~22:00
土曜日
14:00~22:00
ホームページhttps://tkkac.com/
Twitterアカウントhttps://twitter.com/tkkac2016
問い合わせページ外部サイトに繋がります

まいぷれ[江戸川区] 公式SNSアカウント