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高校教育が変わります。ますます考える力が要求され、今までのように暗記だけでは太刀打ちできなくなります。

葛西TKKアカデミー

教育改革により日本の教育が大きく生まれ変わろうとしています。
大学受験でのセンター試験が廃止され、新たに共通テストになります。
大学入試の変更は高校教育、そしてそれにつながる中学小学での勉強も変わっていきます。
高校教育の変化は、それに伴う高校入試の変化にもつながり、これまでのやり方では受験に対応できなくなることが予想されます。



高校の科目が変わります
新しい指導要領では「世界史探究」「日本史探究」「地理探究」「理数探究」と「探究」の文字が入った科目が導入されます。
これまで「日本史B」「世界史B」などより深い内容を学習していた科目が変わったと考えていいでしょう。
しかし、これは単に名前が変わったのではなく、課題研究や課外活動を積極的に行うことが求められています。
自分で研究テーマなどを決め、調べ、結果を発表する。
つまり、高校時代の自分の活動成果を明示できるそうにさせるのです。
そして、その成果は大学受験でも合否を決める評価の一部として活用されます。
今までのように受け身で先生の言うことを聞くのではなく、自分から学ばなければならないのです。
それが出来なければどんどんおいていかれるという事態になるでしょう。
ますます考える力が要求され、日ごろから身の回りのことに問題意識を持ち探究する姿勢が求められます。
よって、高校入試でも文章を読ませ、それを踏まえて自分の意見を書かせる問題が増えていきます。
これは国語に限らず、数学や理科でも同様の問題が出されると予想されます。



単純な暗記では高校入試は難しくなる
よく英語を教えていると生徒が「英語は単語さえ覚えればいい。」と言います。
他の教科も同じで言葉だけ覚えればテストはいい点が取れると思っている生徒が多いです。
ある程度はそうだったかもしれませんが、これからは機械的な暗記や決まりきったテクニックだけでは高校入試は太刀打ちできなくなるだろうと思われます。
大学受験がそうであるように、高校受験でも資料から判断し自分の考えを組み立て表現する力を見られるようになるからです。
これは普段から訓練し慣れておかないと、一長一短では身につかないことです。
直前の一夜漬けでは対応しきれません。

まず出題された資料や文章を正確に読み取り、それをもとに自分はどう考えるか決めないといけません。
ここが最近の生徒の苦手なところで、「自分の意見がない」とよく困っています。
実際自分の意見が持てないということはないのですが、普段から考えることに慣れていないので、考える前に自分には無理と思ってチャレンジしないのです。
それから「一つの正解」を常に求められる教育なので「自分の意見が間違っている」のを恐れ、ちょっと考えて明確な正解が出ないときはすぐに諦めてしまいます。
しかし、これからの教育はますます正解のない問題に対応することが求められ、これまでの勉強への姿勢と考え方を変えないといけません。
そして自分の考えを文章にする表現力も大きく求められます。
これは国語に限らず、すべての教科でそうです。
これからは資料や状況を正しく「読み取り」、それをもとに自分の意見を組み立て「判断」し、それを文字や口頭で相手にわかるように「表現」することが大切になります。

「思考力」「判断力」「表現力」は一日にしてならず
以上、これからの教育では小手先の付け焼刃では対応できなくなることが見込まれます。
それに対応するには普段から把握し考え表現する経験を積まなければなりません。
これは学校の授業だけでなく日常の生活の中でも、そのような訓練をするような環境を作ることが大事です。
ニュースなどを見て子供と話し合ってみたり、家事をするときに子供と話し合ってどうするのがいいか考えさせたり。
学校でも部活や学校行事でも、子供たちに考えさせ決めさせることが大事です。
自分で決めるように導き、自分の意見を持たせるようにしなければなりません。
当然それにはじっくり考えるに十分な時間が必要になります。
ついつい急いでしまう世知がない現代ですが、イライラせず待つことが子供のこういった能力を育むことに重要です。
急いで、そして良かれと思ってつい大人は手を出しがちですが、そこは我慢です。
大人はこうすればいいと分かっているので、子供が同じでないとそれを否定し自分のやり方を押し付けてしまいます。
でも、これは新しく求められる力の成長を著しく阻害してしまいます。
分かっていても、時には失敗もさせることが大事です。
そして、その失敗を恥じではなく、新たな学びのもととして励ますくらいの器の大きさが大人にも求められます。
待つのはつらいですが、下手に気を使って先回りするのは逆効果です。



人間は考える動物です。
実は本能的に考えるのを楽しむ能力が人間には備わっているのではないかと考えています。
好きなことならいくらでも没頭します。
楽しいことばかりでなく(特に思春期の生徒には)悩み苦しむことも人生の大きな肥やしになります。
こうした本来当たり前の生活の中に、文科省の求める「思考力・判断力・表現力」を伸ばすチャンスはたくさんあります。
だからそれほど恐れる必要はありません。
ただ今まではそれに注目してきませんでした。
教育改革で状況が変わったので、その変化に対応する必要はあります。

大人としては、学校や家庭の生活の中で子供たちのチャレンジの機会を増やし、口を出しすぎないように注意しながら、子供たちの自分から考えるをサポートしてほしいと思います。

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