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やっぱり基礎は大切。伸びない子供は基礎も疎か。では、なぜ子供たちは基礎を疎かにしてしまうのでしょう。

葛西TKKアカデミー

何事にも基本があり、それをきちんと身に付けることが上手になる土台です。
しっかりとした正しい「型」が自分の中にできていれば、それを自分なりに工夫しアレンジしてより自分に適したもの、応用でより高度な技能として活用することができます。
これを「型崩し」といい、崩した方がうまくいかなくても根本に戻れば、また別の型に崩すことができます。

一方、自分の中に「型」がなく最初から自己流でやった場合、表面上うまくこなせているように見えても、難易度が上がりより高度になるとどうしても頭打ちになってしまいます。
これを「型なし」と言い、土台がないからしっかりと踏みしめることができず、根本に戻ってやり直そうにも、その戻るべき基礎がないので、やり直しも聞きません。

実は、私が勉強を指導していく中にも、「型なし」で勉強が伸びない生徒がよく見られます。
今回はなぜ子供たちが「型なし」になってしまうのか、「型なし」になりやすい生徒とはどのようなものか考えてみたいと思います。



1.自己流でできてしまう
基本を疎かにしてしまう理由はいくつか考えられますが、第一に基本を正しく身に付けなくてもできてしまうというのがあります。
器用な子供に多いのですが、幸か不幸かパッと見ただけでどうなればいいか自分で分かってしまう(分かったつもりになってしまう)。
確かに基本的な事柄はたいてい難しくなく、教えらえた方法でなくてもできてしまうことがあります。
しかし、最初に正しく基本を学ばないと、後により高度な内容を要求されたとき壁にぶつかってしまいます。
基本と言うのは初級のためだけでなく、その後の学びも含めて総合的に考えた上で成り立っているものなので、自己流では徐々にほころびが出て、だんだん対応ができなくなります。
漢字の書き順などがいい例で、最初に書き順がいい加減で間違って覚えると、漢字がシンプルな時はまだいいのですが、漢字は筆の文化を引き継いでいるので、画数が増え複雑になるとバランスが悪くなり見た目が汚くなります。
更に、書き順が適当だと漢字を覚えるときにも支障が出ます。

2. 面倒くさい
「面倒くさい」というのは現代のキーワードの一つと思います。
「面倒くさい」というのは非合理的で無駄、要領が悪く非効率的と言うように見なされ、現代では「罪悪」のように考えられています。
分からないことは何でもスマホのsiriに聞いて、即座に解決。
面倒くさいことが罪悪ならば、「面倒くさい」はやらないことを正当化する魔法の言葉。
詳しくは後日議論しようと思いますが、大人たちも日常的に「面倒くさい」と言います。
つまり、「面倒くさい」は社会的に認知され受け入れられている言葉なのです。
だから、子供たちも「面倒くさい」と言えば正当化され、勉強もしなくていいような考えがあるように思えます。
「面倒くさい」で基礎を学ぶことから逃げて、結果として「型なし」になってしまう。
後々困るのは自分自身なのですが、子供たちにはそれを実感として理解するのは難しいです。
「面倒くさい」というのはできないということではありません。
ただ、時間や手数がかかるだけ。
だから、それを嫌ってやらないのは単なる怠慢です。
「時間がかかってもできるのだからやればいい」と思うのですが、社会的価値観に対抗するのは大変です。
計算練習や書き取りなどはある意味単純作業の繰り返しで、それほど面白いものではありません。
しかし、面倒くさいからと言って、これらを疎かにするといつまで経っても上達せず、応用もできません。
そもそも勉強は面倒くさく、そうでないと学びは浅いものになってしまいます。

3. こだわり!?
基礎は大事だし初めてのことなのだから、こちらの言うことを聞いて素直に素直に言われた通りにやってくれればいいのですが、どうも子供たちには自分たちの中のこだわりがあるのでしょうか、どうしてもやりたがらないことがあります。
明確な基準がある訳ではなく感覚的なのですが、自身の中で「これはやるべき」「こればやらないべき」と決めてしまうのです。
よく言えば「強い自我」を持っていると言えますが、根拠のないこだわりは子供たち自身の可能性や自由度を狭めてしまい、結局は自分を苦しめることになります。
感覚的なものであり、いくら説明しても理解しない、受け入れようとしないので、正すのが非常に厄介です。
更に意固地になり、むしろこちらの言うようにすると「自分に負ける」などと言って、あえて逆らったりもします。
そんな勝ち負けの問題ではないし、不必要にこだわっている場合でもないのですが、当人にはものすごく重要で価値のあることなので、変えていって基礎を築くことは大変です。



他にもありますが、とりあえず今回は三つあげてみました。

本当に基礎は大事で正しく身に付けなければなりません。
しかし、それがいい加減で間違っていると、後のどこかの地点で改正しないといけません。
これは二度手間だし、後になればなるほど改めることは多くなりますし、子供たちの精神的にも嫌気が強くなります。
最初だからと、後で直せばいいといい加減にやっていると、本当に苦しい目に合いますし、正すことが非常に困難になります。
先のことを考えれば、基礎こそ襟を正して取り組まなければならないのです。
しかし、様々な理由でそうしない、そうできない。
だからこそ、子供たちの基礎学習にはしっかり注意を払い、焦らず時間をかけて丁寧に身に付けさせてください。
長い目で見れば、それこそ勉強の近道です。

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