健康美とは？を理学美容師が教えます！

「瘡痒性紫斑」
毎年、暖房が欲しくなる冬に脚のスネが猛烈に痒いという方は少なくないのではないでしょうか？
痒いと思って掻き始めると猛烈に痒くなり血が出るほどまで掻きむしってしまいます。初めは何も出来ていなかったスネも引っかかれた後は赤く細かな湿疹に見えます。乾燥しても見えるので皆さん乾燥肌で痒いのだと思っていませんか？特徴は体が温まると痒みが発症します。

「そうようせいしはん」
これは溶血性ブドウ球菌という常在菌の増殖の仕業なのです。この菌は誰でも持っている日和見菌で悪条件が揃うと増殖してしまいます。増えてしまう原因にビタミンD形成不全です。これは紫外線照射不足で起こります。

この菌を殺すお薬はありません！肌の正常菌叢を正常に戻すことが必要です。
薬で痒みを止めているだけだと菌は耐性菌となりいつしか薬の効かない菌に
なってしまいます。

中には悪化してしまい掻きむしり過ぎて色素沈着を起こしてしまい夏も脚は出せないという方もいます。女性は色々なファッションを楽しみたいのに皮膚にトラブルがあると半減してしまいます。

先ずは必要な生活習慣と正しいケアー法を知って欲しいです。
症状がでる冬だけではなく、冬に備えて春から始めることが大切です。皮膚を育てるには時間がかかりますからね！

頭皮毛髪診断では体全般のトラブルもご相談頂けます！