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それケアレスミスで済ませていいのですか?

葛西TKKアカデミー

よくテストで簡単な問題を間違ってしまう生徒がいます。
問題を勘違いしてしまった、うっかり単純な計算を間違えてしまった。
本当にちょっとしたケアレスミスならばいいのですが、これが何度も繰り返されるようでしたら問題です。
しかも、定期テストや入試など重要なテストでそれをしてしまうと大変な問題です。

そこで今回は、このケアレスミスについて掘り下げてみたいと思います。



ケアレスミスとは何か
ケアレスミスとは何でしょうか。
一般的には「うっかりミス」などとも呼ばれていますが、要は「本来はできるはずの問題をちょっとした不注意から間違ってしまうこと」です。
例えば、英語ならピリオドやクエスチョンマーク、三単現の「s」をつけ忘れるとかがあります。
数学なら、計算の+-を書き間違える、暗算で間違えるなどです。
国語であれば意味の読み違いや誤字脱字。
他に、問題文を読み違えて求められているのと違う答えをしてしまう、マークシート問題で解答欄を一段ずらしてしまう、解答用紙に自分の名前を書き忘れるという教科によらない根本的なケアレスミスもあります。
これ以外にもケアレスミスはたくさんあります。
しかし、これらは全て不注意による間違いなので、本来ならできているはずです。
「できていたはずなのに間違える」というのがケアレスミスと言えるでしょう。



ケアレスミスの起こる原因は
1.時間がない
ケアレスミスの起きる原因はいくつか挙げえられますが、その中の一つとして「時間がなく焦ってしまう」というのがあります。
テストで時間制限があり、しかもその結果が後々自分に大きな影響を与えるとなると、どうしても緊張したり焦ったりして平常心ではいられなくなります。
急ぐと注意力が散漫になり、いつもできていることができなくなったり、いつもやることが雑になったりします。
その結果、間違いを起こします。
特にテストで時間が無くなってくると、見直しもできなくなるので、自分のちょっとしたミスに気付くことができず、ケアレスミスを防ぐことができずそのまま解答を提出することになります。
よって、「時間がない」という状況がケアレスミスを招く原因の一つと言えます。

2.体調の問題
上記のような焦りなどの心理的状態がケアレスミスを引き起こすことがありますが、体調も同様にケアレスミスを呼び起こす要因になります。
寝不足や病気など、体調が万全でなければ注意力も弱まり、ケアレスミスが起きやすくなります。
これはケアレスミスに限ったことではありませんが、テストで良い成績を残したいのであれば、勉強だけではなく体調管理がとても重要になります。
自分のベストの状態で授業や試験を受けるために、睡眠や食事、休息や気分転換など自己管理は大切です。
体調が万全であれば心にもゆとりが生まれます。
そして、このゆとりがあればケアレスミスに気づきやすくなります。

3.ケアレスミスをすることに対して気をつけていない
テストを始めると答えを出すのに忙しく、書いてしまったらその解答はそのまま見直さないというのもケアレスミスを生じさせる原因になるでしょう。
「自分が正しい」と思い込んでいたり、そもそも「ケアレスミスを犯している可能性がある」ということ自体頭の中にない生徒がたくさんいます。
こういう生徒はやはりケアレスミスが多いです。
つまり、慣れや気の緩みで見直しを怠ったり、過信や慢心で自分は間違っていないと思い込んでいるのです。
「人間はケアレスミスを犯しやすいんだ」ということを自覚し、常に自分がケアレスミスをしていないか注意・確認するようになるべきです。

4.次から気をつければ大丈夫
ケアレスミス自体を軽視し、「今回はたまたま運悪く間違ってしまったけど、今度から気をつければ大丈夫」と済ましてしまうこともケアレスミスを繰り返す原因です。
人間の脳は複雑で、自分の認知できる範囲の思考回路ならばコントロールできるので「気をつける」ことができますが、実は自覚できない潜在意識も判断などに大きく影響を与えます。
この場合は、思考をコントロールすることができないので、必然的に「気をつける」こともできなくなります。
だから、具体的な対策法がないと、ケアレスミスを防ぐことはできません。

5.周囲の環境
ケアレスミスをしないためには問題に注意して正しい解答を書くことに集中しなければなりません。
また、解答した後の見直しでも十分気をつけないと、ケアレスミスは見つけられずそのまま誤解答になってしまいます。
このような集中力を発揮するためには、周囲の環境にも気をつけないといけません。
テスト中はこのような環境で受けているので、この点に関してはさほど問題ではありませんが、家で問題集を解いたりするときは、これが非常に重要になります。
周りに気の散りそうなものがあれば、どうしてもそちらが気になり、勉強に十分手がつかなくなります。
テレビやゲーム、パソコンやスマートフォン、漫画などがある場合は、それらを取り除いて自分が勉強に集中できる環境を整理しないといけません。
時には、隣の部屋の話声や些細な音も気になるという神経質な生徒もいるので、周囲の人間も気をつけて最適な環境づくりに協力してください。



本当にケアレスミスで済ませていいのか
よく生徒が、自分がテストで間違えたとき「ケアレスミスをしてしまった」と言うことがあります。
「ケアレスミス」と言えば自分の間違えが、「自分は実力があり当然解けていた問題だが運悪く間違えてしまっただけ」というイメージになり、それほど大した問題ではないという印象を自分や周りの人に与えることができます。
しかし、本当にケアレスミスで済ませて大丈夫でしょうか。
自分の間違えた責任を「ケアレスミス」という言葉に押し付けている、または、この言葉で間違ったという事実から逃避、言い訳にしているのではないでしょうか。

分かっているはずの問題、できるはずの問題を間違えてしまうというのは結構重大な問題で、むしろ「分からなくてできなかった」よりも深刻に受け止める必要があります。
自分の実力がテストで示されなかったからです。
分からなくてできない問題もケアレスミスでできなかった問題も「間違い」には変わらないので、採点者は同等に減点します。
つまり、本来の実力を評価されていないわけで、その結果、入試などで合格できるはずの生徒ができなかったなどとなれば、これは悔やむに悔やみきれません。
このような後悔をなくすために(多くの生徒はケアレスミスと言うと、この「後悔」すら感じなくなるのですが)、やはり何らかの対策を取らなくてはいけません。



どうすればケアレスミスをなくせるのか
1.自分のケアレスミスのパターンを知る
先ずは自分がどのようなケアレスミスをしやすいのか把握する必要があります。
テストや問題を解いたら終わりではなく、間違っていたらどうして間違ったのかを分析し記録してください。
「+-の間違え」「スペルミス」など、実際に間違った内容をリストにし、できればその回数も記録するといいでしょう。
そうすることで、自分がよくやる間違いを視覚化できます。
実際に自分の間違いの傾向を目で確認できれば、自分がどのようなケアレスミスをするのか分かり、以後気をつけることができます。
「自分はいつも同じ間違いをしがちだ」と自覚していれば、問題を解くときにその点に注意しケアレスミスを減らすことができます。

2.ケアレスミスによる間違いを見つける
問題を解いて丸つけをしたとき、それが本当にできなかった問題か本当はできるのにケアレスミスで間違った問題かを区別する必要があります。
結果はどちらも「間違い」なので見分けがつきません。
でも、この両者を区別しそれぞれに対応して勉強することは、勉強の効率化という点でも重要です。
テストなどを採点されたときは必ず見直して、自分が自身をもって答えていた問題に×がついていれば、それはケアレスミスと言えるでしょう。
ケアレスミスとは本来自分が解けているはずの問題を間違えてしまっていることだからです。
この自信がある問題を間違っていたかどうかの検証は、自分の気づかなかったケアレスミスのパターンを見つけるのにも有効です。

また、問題の見直しは、このできているはずなのに間違った問題からやってください。
これらの問題の見直しは比較的短時間で済みます。
受験勉強は特にそうですが、学校の勉強はいくらでも時間をかけていいという訳にはいきません。
だから、短い時間でより多くの問題をカバーする必要があり、全く分からなくて間違った問題は見直しに時間が掛かるので、すぐに終わるケアレスミスから始めた方が効率がいいです。

3.ノートを取るときや計算をするときは見やすく丁寧に書く
ケアレスミスの多い生徒によくあることなのですが、「字が汚い(雑)」、「ノートが整理されていない」というのがあります。
特に男子に多い傾向があります。
女子の場合は「字が小さい」などが挙げられます。
いずれにしても、書いたものが読みづらいことがケアレスミスにつながります。

普段から雑に書くタイプですが、こういう生徒は自分ですら何を書いているのか分からないことがあり、自分の書いたことが見にくく整理されていないので、テストおいても間違いに気づきにくいのです。
そもそも一度書いたらそれっきりで見直しをしようともしないことが多く、これは自分でも書いたものが分からないからでしょう。

また、計算を何でも暗算でしようという生徒もよくケアレスミスをします。
「書いて計算するのが面倒くさい」、そして「四則演算のような小学生からやっている計算は暗算でできる」という心理が、実際に書かないで暗算で答えを出す要因です。
しかし、頭の中は不安定で、暗算している間に数字が変わってしまったり、+-が逆になってしまったりします。
紙にきちんと書いて文字を固定してしまえば、このようなことは起きません。
また、暗算では何も記録に残らないので見直すことができません。
一方、書いてしまえば、始めからたどってどこで間違えたか分かります。
自分が書いたものが目にできれば、自分のケアレスミスも簡単に見つかります。
図形の問題も同様で、頭の中だけで考えようとはせず、実際に紙に書いて考えた方が分かりやすいし、ケアレスミスを防ぐことができます。

面倒くさがって「とにかく早く勉強を終わらせたい」という心理なのでしょうか、結局勉強が身に付かず繰り返さないといけなくなるので、反って時間が掛かります。
その場しのぎの勉強はかえって面倒ということに気づいてほしいです。
これは日頃からの勉強習慣なので、勉強に対する姿勢を変えて、普段から丁寧に勉強することを心がけないといけません。
勉強は面倒くさがらず丁寧にやった方が、ケアレスミスが減り効率よく進めることができます。

4.自分の書いたものを第三者の視点で見直す
ケアレスミスを防ぐには見直しが非常に大事になります。
しかし、本人が書いた答えは自信が正しいと思って書いているので、なかなか間違いに気づくことは難しいです。
よって、見直しでは「自分は間違っているかも知れない」「他の人の視点で考えても正しいのか」という気持ちでやるべきです。
こうすることでより客観的に見直しができ、自分のケアレスミスも見つけやすくなります。
この時、前述のように自分のケアレスミスのパターンが分かっていれば、その点に集中して解答をチェックすることができます。

また、第三者の視点で見直すというのは特に記述問題を見直すときに役に立ちます。
生徒たちの書いた文章を見てよく思うことは、「本人は分かっているつもりで書いているのだろうが、読み手にはさっぱり分からない」ということです。
自分は書いている本人だから分かっているので書かなくてもいいと思って書かないのでしょうが、読んでいる方としては説明が足りず意味不明になるなどということがあります。
自分の解答を採点するのは他人なので、その何も自分のことを知らない他人でも自分の考えが正しく伝わるのかという立場で見直すと、表現はもとより誤字脱字、説明不足、論の不一致など、自分の書いた解答のおかしな点が次々見つかります。

採点者の立場で問題と自分の解答を見直すことができればケアレスミスだけでなく、出題者の意図や求めているものが分かるようになるので、何を答えればいいのかも分かるようになってきます。



注意しても起こるのがケアレスミス、それを注意しろというのは論が破綻しているようにも思えます。
しかし、上記のように工夫することでケアレスミスは減らすことができます。
本来できているはずの問題なので、それを落とすというのは非常にもったいないです。
ましてや、一点二点が合否を決める入試においては、ケアレスミスをなくし自分の実力を100%評価してもらわないと、それまでの苦労が報われません。

ケアレスミスを言い訳にして、自分の間違いを放置しないようにしましょう。
理由は何であれ間違いは間違いとして真摯に受け止めて、今後そのようなもったいないミスをしないように努力しましょう。
ちょっとした不注意による間違いなので、少し気をつければケアレスミスは一気に減り、それはそのままこれまで落としていた点数を一気に上げるということにもなります。

何でも面倒くさがらず丁寧に勉強し、いろいろな所に気をつけながらテストに臨んでください。

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