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下町酒場はしご酒~江戸川のディープな居酒屋巡り

京成小岩 三平 池波和彦のまいぷれ江戸川区・魅惑の下町酒場#25

地元飲兵衛の心を解きほぐす大衆酒場

多くの酒場がひしめき、どこか猥雑な雰囲気さえ感じるJR小岩駅と異なり、京成小岩駅一帯は住宅地の広がる、京成沿線らしいほのぼのした空気に包まれている。
この京成小岩に、土日となれば開店前に順番待ちもできる人気店がある。
「高い店」の「高」の字が逆さまになった、ユーモア溢れる看板が目印の(三平)だ。
建物こそ新しいものの、創業は昭和42年と古い。

カウンターとテーブルがメインとなる店内は下町らしいざっくばらんとした気安い雰囲気だ。
店主は、立石にあるもつ焼き酒場(三平)で修業を重ね、暖簾分けを許されて開業した。
下町の良さっていうのは、もちろん、おいしいということもあるが、まず、人情だ。
この酒場にはまだ、熱い人情が残っていて、一瞬で家族のようになれる。
自慢のもつ焼きに食らいつき、焼酎ハイボールをグビッと流し込む。

大衆酒場にはその町の庶民の、また酒好きの息吹がある。
つまり庶民が日常、普通に酒を飲みに入る場所が大衆酒場だ。
酒場はカウンターごしに主人と軽口叩きあうもの、というイメージがあるけれどそれで気疲れすることもない。
放っておかれ、一意、酒に専念できるのも下町の大衆酒場のよいところだ。

 

名物は焼酎ハイボール‼

アツアツのうちに頬張ったもつ焼きを、さっぱりと洗い流してくれりのが名物の「焼酎ハイボール」だ。
酒屋に特注するオリジナル焼酎を門外不出のエキスと炭酸で割った「焼酎ハイボール」は、もつ焼きと抜群のコンビネーションを発揮する。
この店に来たらまずは「焼酎ハイボール」からスタートだ。

 

★メニュー「値段は訪問時。現在とは誤差があるかもしれないので参考までに」★

肉豆腐350円
南蛮漬け350円
アジ刺身400円
カレイ煮400円
生レモンハイ400円
生ビール「中」550円

↑もつ焼きはタレで。タレこそ店の特徴であり、塩を好むのは通にあらず

↑大衆酒場の定番、煮込み豆腐もうまい

↑自家製ポテトサラダは、キュウリ、ハム、人参を混ぜ、塩・胡椒・マヨネーズで味付け

↑置き看板に注目


店名三平
住所東京都江戸川区西小岩5-18-10
営業時間17:00~21:00
定休日

木曜

連絡先03-3658-2288
関連サイトなし
取材日2022年



◆この記事を書いたひと

酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦


東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。


ブログ「日本の酒場をゆく」↓

https://ameblo.jp/m458itmasa/

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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