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江戸川区の子育てフリーペーパー【子育てちゃんねる】

【2020年秋冬号特集】子育てアンケート|防災に対する意識

江戸川区の子育てパパママのリアルな声を聞いてみました!

フリーペーパー『えどがわ子育て応援BOOK  vol6 2020年秋冬号』の防災特集ページと連動して、江戸川区在住のファミリー世代を対象にアンケートを実施しました。その集計結果についてお知らせします。

 

また、皆さまから寄せられた防災に関する疑問や質問について、『江戸川みんなの防災プロジェクト』の協力を得てお答えします。集計結果の最後に掲載していますのでぜひご覧ください。

 

 

フリーペーパーの内容は下記ボタンからダウンロードしてご覧いただけます。

えどがわ子育て応援BOOK 2020年秋冬号(40MB)

※ファイルサイズが大きいためWi-Fi環境での閲覧を推奨します

★アンケート概要★

 

回答者について

  集計サンプル数100件

  回答者年齢26~45歳が91%

  お子様年齢0~6歳が65%

 

防災に対する意識について

  地震 91%

  河川の氾濫 77%

 

防災への対策について

  食料・飲料水の確保 67%

  ハザードマップの確認 57%

 

子育て家庭の防災への備え(フリー回答)

 

防災に関する疑問質問と専門家の回答

 

まとめとリンク

回答者について

回答者100名のうち94%が女性、回答者の年齢は26歳~45歳が91%でした。

お子様の年齢は複数回答ありのため割合で見るとばらつきがありますが、回答数100名に対して0歳~6歳が94名で全体のうち65%となっています。

 

 

防災に対する意識について

やはり地震に対する意識が一番高く、90%を超えていました。

二番目に意識が高かったのは、河川の氾濫でおよそ70%でした。

 

近年各地で発生している局地的大雨による被害や、江戸川・荒川・東京湾に囲まれたゼロメートル地帯である江戸川区の土地柄のため、他の地域よりも意識が高まっているのではないでしょうか。

 

江戸川区ホームページ内にある「江戸川区水害ハザードマップ」ページ内には、ハザードマップはもちろん、江戸川区の特性や、日ごろの準備などについてまとまっていますので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

江戸川区ホームページを見る(外部リンク)

 

 

防災への対策について

防災への対策としては「食料・飲料水の確保」「ハザードマップの確認」「避難場所や方法の確認」など、事前の心構えや準備を取り組んでいる方が多く見られました。

 

 

食料や飲料水は最低3日分、大規模災害発生時には1週間分の備えが必要と言われています。

飲料水は1人1日3リットルが目安と言われているため、4人家族だと84リットル(2リットルペットボトルで42本!)もの準備が必要ですが、なかなか難しい面もありますよね。

 

防災備蓄品や非常時持ち出し品は年に一度は中身を確認するようにしましょう。

 

 

子育て家庭の防災への備え(フリー回答)

 

 

皆さん、食料や飲料水、非常時持ち出し品は準備されている方が多いようです。

また、非常時の集合場所などは事前に確認をされている方や、非常時に備えて必要なアプリやWEBページをブックマークされている方も多く見られます。ただし非常時はインターネットが繋がりづらくなる可能性もありますので、注意が必要ですね。

 

ハザードマップはすでに把握されている方が多いのか、実際にフリーコメントで言及する方はほとんどいらっしゃいませんでした。

 

以下フリー回答一覧です。

 

 

【食料・飲料水の確保】【非常時持ち出し品の準備】

 

・賞味期限が長いものを常にストックしていること

・1ヶ月くらいは買わなくてもどうにかなるようにストックがある食糧、水、紙類など

・レトルト、カップラーメン、水を買っとく、防災カバンを用意しとく

・とりあえず、ある程度のものはリュックサックに詰めてあります

・ローリングストックを取り入れてます子どもの枕元に、子ども専用の持ち出しリュックを準備しています

・海水以外であれば汚れた水でも飲み水に浄化できるウォーターサーバーを置いている

・玄関脇に持ち出しリュックを置いている、水の保存ペットボトルを玄関脇に置いている

・子供の離乳食をストックして月齢ごとに買い替えてる

・寝室にヘルメットと靴を準備

・水や保存食料を貯めながら使うようにしている

・正直なかなかできてない。一応非常食は準備しているけど、クローゼットの奥に仕舞い込んでしまっている状況

・避難場所を決めているだけで、防災グッズ等をすぐに持ち出せる様にしておかないとと思いつつまだ出来ずにいます

・避難場所を夫婦で確認水、食料、簡易トイレの常備

・非常持ち出し袋を1人一個用意している

・非常食、水、ガスコンロやカセットコンロ、オムツなどは多めにストックしている。ガソリンも常に多めに入れている

・非常時持ち出し袋の中にライフジャケットと浮き輪を用意しています

・非常トイレ用の凝固剤とビニール袋のセットを買ってある 

 

 

【ハザードマップの確認】【避難場所や方法の確認】

 

・注意報が出たら準備を始め、警報になったら避難所の確認をする等を話しています

・避難場所の確認

・避難場所までの移動手段

・集合場所の確認

・グループラインで、家族全員の生年月日を記載している

 

 

【災害に対する心構え】【家族との連絡手段の確認】

 

・キャンプのスキルを上げることにしてます

・こどもと遊びながら、地震の避難してますかくれんぼみたいな感じで

・以前 もし違う場所に居たらここに集合だよって話はしました

・何も連絡が取れなくなった時の避難場所を子どもたちと確認しました

・窓のそばや、家具のそばはやっぱり危ないので…また、学校の帰り道に地震などが起きた場合などの話もしてます

・自分の背丈より高い家具はなるべく置かない

・正直できていないと思う考えていかなければと

・重いものを高所に置かない

・昨年度の避難の時から、土のうをベランダに置いている

・台風などが近づいている場合は家族で情報共有と問題点の話し合いをする

・地震に備えて、食器棚の扉をテープで固定してます

・何かあった時にどうするかなど話し合って決めています

・背の高い家具を置かない、地震が来た時に避難できる場所を作る避難する時に持っていくものは常に非常用鞄に入れています(通帳など)

・長期に渡る可能性もあるので、ウィークリー・マンスリーマンションを調べてPCのお気に入りに保存してある

・実際役に立つかはさておき少しでも不安をぬぐうために浮き輪を常備しました。先日の熊本豪雨の際、ビニールプールで避難した方々もいらっしゃったようなので...

・携帯に防災アプリを入れてある

防災に関する疑問質問(フリー回答・抜粋)

 

皆さまから寄せられた疑問や質問について、『江戸川みんなの防災プロジェクト』の協力を得てお答えします。

(マンガ提供: 江戸川みんなの防災プロジェクト)

 

Q.1階に住んでるが、洪水に向けて何か対策をしておくといいことがあるか。

(2階に住んでいるが平気か。3階に住んでいるが自宅待機でよいのか。など)

 

A.

江戸川区の多くのエリアで2階まで、一部エリアでは3~4階まで浸水する可能性があるとされています。また、川沿いだと家屋が建物ごと流される危険もあります。

家屋の浸水や倒壊を免れたとしても水害の場合は外出や移動が困難になること、ライフラインがストップすることが考えられます。そのため、基本的には区外への広域避難を想定し、避難先を決めておくことが対策になります。

 

逃げ遅れた場合は垂直避難(高所階への避難)をせざるを得ませんが、それには家族の人数×2週間程度の水や食料、携帯トイレ等が必要となり、また外に出られません。

 

こうした状況を想定して、早めに決断し、避難することが大切です。仮に「空振り」になっても、経験値があがるので迷ったら安全寄りで判断しましょう。

 

ハザードマップでは、想定される浸水の深さや、家屋倒壊のおそれがあるエリアについて確認できます。

 

参考リンク:
江戸川区水害ハザードマップ

 

 

Q.河川の氾濫を確認するにはどのライブカメラを見ればいいのか、住んでる地域に合わせて具体的に教えて欲しい。荒川だけを気にしておけばいいのか。

 

A.

江戸川区のハザードマップは荒川、江戸川の両方が氾濫したときと、それぞれどちらが氾濫した場合、その他の河川が氾濫した場合に対応してそれぞれ作られていますので参照してください。

なお、氾濫のリスクは上流の雨量にも関連するため、ライブカメラの映像を見るだけでは、避難の判断ができません。まずは気象庁の出す警報、そして江戸川区が出す避難情報を得るようにしてください。ただし、避難情報は夜の時間帯や雨量が増している時間帯にでる場合もあるので、早めの避難の判断を自ら行うことが重要です。

 

情報の収集やテレビだけでなく、防災アプリも有効です。リアルタイムで警報や避難情報、各河川の水位情報が入手できますのでおすすめです。

 

参考リンク:

川のリアルタイム映像|国土交通省関東地方整備局
Yahoo防災速報
江戸川区水害ハザードマップ

 

 

Q.災害に向けてなにから揃えたらいいのか、これは絶対にあったほうがいいなど、優先順位を知りたい。

 

A.

【水害の場合】

水害の場合は早く逃げることが最も大切。いざという時に慌てることがないように、避難計画を立てておくことが重要です。水害や土砂崩れの少ないところに行先の目星をつけ、持ち物を検討します。「旅のしおり」を作る感覚で、平時に準備しておきましょう。

日頃からニュースやアプリで気象情報をチェックする習慣を持ち、大雨や暴風の際には自分で判断・行動できるようにしておきたいですね。

 

【地震の場合】

「家の中を安全にすること」と「家の中で避難生活を送れるよう備蓄すること」が必要です。

耐震グッズをそろえるだけでなく、家族が過ごす時間が長い部屋を整理して、不要なものがない状態にしておくことが大切。水や食料は、普段食べているものを多めにストックしておくといいですね。

 

参考リンク:

災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~|首相官邸ホームページ

【答えてくれた人】江戸川みんなの防災プロジェクト 高橋さん

 

『みんなが助かる みんなで助ける 防災を』

をスローガンに、江戸川区の地域に根差した防災啓蒙活動を行う区民有志のボランティア団体。気軽に学べる「防災ふらっとカフェ」の開催や、防災アンバサダーの育成などに取り組んでいます。

 

記事中の防災マンガは、完全版を自由にダウンロードできます。ぜひご家族で一緒に読んでみてください。防災レクチャーの資料としてもご活用いただけます。

 

<リンク>

江戸川みんなの防災プロジェクト

防災マンガ(完全版)ダウンロード

 

江戸川みんなの防災プロジェクト(EMINBO)

防災/地域コミュニティ

江戸川区で「みんなを助ける、みんなが助かる」防災を学ぼう! 

江戸川区瑞江4丁目

まとめ

 

アンケート結果はいかがだったでしょうか。

普段あまり意識はしてないけれど、あらためて災害について考えてみたり、家族やお知り合いと避難について検討するきっかけにしていただければ幸いです。

 

 

(参考リンク)※外部リンク

 

江戸川区の防災について(江戸川区)

 

江戸川区水害ハザードマップ(江戸川区)

 

防災情報のページ(内閣府)

 

災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~(首相官邸)

 

江戸川みんなの防災プロジェクト(非営利の任意団体)