「魔女の宅急便」などの原作者として知られる、国際アンデルセン賞作家　角野栄子さん。
幼少期から20代前半までを北小岩で過ごしたという、江戸川区にゆかりの深い方です。

そんな角野さんの作品の世界観を発信する「（仮称）江戸川区角野栄子児童文学館」の開設が2022年に予定されていますが、設計パートナーに隈研吾さんが選ばれました。

1月15日、江戸川区役所で、角野栄子さん・隈研吾さん・斉藤猛区長のお三方が初顔合わせを行い、私たちまいぷれ編集部も記者会見に参加してまいりました。

隈研吾さんといえば、新国立競技場の設計を担当したことでも知られる方。
児童文学館が「なぎさ公園」に建設されるということで、「公園と一体になって、角野さんの世界観でもある自然を感じながら、本を五感で楽しめる施設ができたら」と話しました。

角野栄子さんも、「言葉は身体的なもので、五感を使うということは私もずっと考えていた。楽しむことに素直な子どもが喜ぶ場所、そして思い出に残る場所になれば」と語っていました。

斉藤猛区長は、「世界で活躍する2人がタッグを組む世界初の児童文学館になる」と述べました。


作品の世界観を再現しながら、なぎさ公園の景観とも調和し、自然を感じながら自由に本と親しめるというこの児童文学館。
子どもはもちろん、大人も童心に返ってワクワクできるような施設になりそうですね！
完成が今から楽しみです。


江戸川区ホームページ（報道発表）