最近暖かくなってきましたが、その引き換えとして
花粉症の季節になりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
お仏壇のかわなべです。
第四弾…
「 過去帳 」
vol.3までは白木・塗り・唐木・操出位牌を紹介させていただきました。
今回そういった「
位牌」とは形が異なる「
過去帳」について記述させていただきます。
過去帳とは
その
家々の故人の戒名・俗名・没年月日などを記した、各家庭に伝わる
系譜です。
形状は、
折本と
和本(和綴じ)の物に分けられます。
折本は在家、つまり私達が使用することが多く、
和本は寺院で使用されていることが多いです。
表紙の素材は、
布(金襴[きんらん]・緞子[どんす]など)や
唐木(黒檀、紫檀など)などが用いられており、美しい蒔絵が施されているものもあります。
紙の素材は、和紙製(主に鳥の子紙)と洋紙製が用いられます。
浄土真宗では位牌を祀らず、過去帳をお仏壇に供えることが本式とされています。
過去帳を供える際は「
見台(けんだい)」と呼ばれる過去帳用の台の上にのせ
仏像が隠れないように本尊よりも
下段で、
右側に置くのが正式とされています。
過去帳と位牌の違い
先祖を思い、故人を追悼するために生まれた
過去帳と
位牌。
いずれも先祖代々の記録としての役割を担っていますが、両者には大きな違いがあります。
位牌が
魂が込められている故人そのものと考えられていることに対して
過去帳は
家系図の意味合いが強いことが特徴です。
そのため、ほとんどの宗派では仏像と同様に位牌をお祀りし
過去帳は
お仏壇の内部に保管しておく場合が多いようです。
過去帳への記入について
過去帳は
菩提寺の住職に書いていただくのが一番良いとされていますが
ご家庭で故人と最も縁の深かった方が書かれても良いとされています。
お仏壇のかわなべでは、過去帳の
「書き代行」のご相談も承っておりますので、お気軽にご来店ください。
以上となります。
今までのニュースでは『「位牌」とは何か。』というニュースを配信させていただきました。
次回
vol.5では「
本位牌を作るには」を配信させていただこうかと予定しております。
本来であればvol.1の後にやるべきなのですが
まず「位牌とは何か」について知って頂いてからの方が、その後の流れがわかりやすいかと思い
先に
位牌の種類について配信させていただきました。
それでは皆様また次回。
---- ニュース一覧/概要 (5/24現在)-----
vol.1 位牌 その① 「お位牌はご自分で用意します。」「白木位牌は四十九日法要までの仮位牌」
vol.2 位牌 その② 「塗り位牌」「唐木位牌」
vol.3 位牌 その③ 「繰出位牌/回出位牌」「位牌のお手入れ」
vol.4 位牌 その④ 「過去帳」
vol.5 位牌 その⑤ 「本位牌を作るには」