「オーダーカーテンとはお客様の窓のサイズに合わせてピッタリなサイズのカーテンを作ること」なのですが、縫製仕様もご予算に合わせてお選びいただけます。

今回はオーダーカーテンの最高級の縫製仕様【filoフィーロ縫製】のご紹介です。

国内カーテンメーカー、川島織物セルコンでは家庭向けオーダーカーテンの見本帳を３冊出しています。
カジュアルな「itto イット」
モダンでシックな「FELTA　フェルタ」
そしてハイグレードブックの「filo フィーロ」

このfiloの見本帳に掲載されている生地ではfllo縫製を選択することができます。
フィーロ縫製は
①生地使い2.3倍ヒダ(通常オーダーカーテンは２倍または1.5倍、フラットなど)
　深いドレープでより高級感が出ます。
②ドレープの上級形態安定加工(ファインウェーブ)
　カーテンのヒダの山と谷の丸みを大切に整えスチームタイプの形態安定加工を施す。美しいウェーブが持続します。
③裾、ミミは表面に縫い目の出ないすくい縫い。最後の仕上げは手作業のまつり縫い。生地の巾継ぎ部分は柄を丁寧に合わせながら、ヒダ根本に隠れる様に配置。

生地を沢山使用し、手間ひまをかけた縫製。カーテンは縫製ひとつで全体的にも仕上がりが変わります。オーダーカーテンと一口にいっても生地の質や縫製の質も様々です。

今回使用した生地はウィリアムモリスの有名なデザイン「いちご泥棒」モリス一家の憩いの家、ケルムコットマナーの庭で大切に育てたイチゴ。その大切ないちごをついばむ鳥(つぐみ)の様子が描かれています。名前こそ物騒な感じですが、愛らしいつぐみの姿を眺めているモリスの姿が浮かびます。

生地は京都の市原の工場で作られたジャガード織の生地です。ポリエステル製なのでご家庭の洗濯機で洗えます。