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勉強ができない子の特徴

葛西TKKアカデミー

長い間いろいろな生徒と触れていると、勉強のできない生徒の特長がいくつか見えてきます。
今回はそのような特徴をあげながらお話したいと思います。



1.質問に正しく答えない
よくあるのが質問に正しく答えないということです。
これは答えが間違っているという訳ではなく、こちらの質問で聞かれていることに対して答えていないということです。
例えば、花壇に咲いている花の本数を答えるために、こちらが先ず「チューリップは何本咲いていますか。」と質問します。
そして、咲いているチューリップの本数を答えてくれればいいのですが、いきなり全体の咲いている花の本数を答える。
確かに最終的には全体の本数を答えるのですが、今質問しているのはチューリップの本数だからチューリップの本数を答えてほしいです。
「そんな細かいことどうでもいいじゃないか。」「最終的な解答にたどり着いたのだからいいじゃないか。」という人がいるかもしれません。
でも、実はこの「聞かれたことに答える」と言うのが勉強においては非常に重要になります。
今回の例は非常に簡単なので大丈夫ですが、これから入試など高度な問題に取り組むとき、日頃から聞かれたことに正確に答える癖をつけていないと、問題で何が聞かれているのか分からず、自分の勝手な思考がどんどん進み、頭の中が混乱して問題の意味すら分からなくなってしまいます。
落ち着いて一つの質問に一つの答えを出して、一歩ずつ着実に正解に向かって解き進められるようになればこのようなこともなくなるでしょう。
これは日常の会話の中でも訓練できます。
子供に質問した時、こちらが求めている回答になっているか確認し、なっていなかった場合は注意してあげましょう。
こうすれば会話がかみ合わないことも防げます。
特に慌て者で答えをせく生徒に、質問の二歩三歩答えてしまう傾向が強いです。
じっくり会話ができるように時間のゆとりがある生活を心がけましょう。

2.ノートをきちんと取らない
次によくあるのがノートを取らないことです。
ノートを取るのは勉強の基本で、授業で習ったことを忘れないようにメモし整理し、後で見直してやった内容を確認し定着させます。
少なくとも黒板に書いてあることぐらいはノートに書くと思いますが、勉強のできない子はノートを取らないで、ただ座って聞いているだけ。
それも集中して一言一句逃さないように聞いているならまだましですが、ぼーっと聞いて結局何を話したか全く頭の中に残っていないということがよくあります。
「勉強でノートを取る」と言う基礎的なことができていないのです。
これは知らないという場合もあるでしょうが、多くの場合は面倒くさがって書かないようです。
こちらが言って何とか書かせても、日頃から書くことに慣れていないので、すぐに疲れ、ノートもまとまりがなく、あちこちに飛んだり、じがぐちゃぐちゃで本人ですら読めなかったりします。
これでは何の役にも立ちません。
また、ノートを書くということは学んだ情報を視聴覚だけでなく、手を使ってより多くの刺激と感覚で覚えるので学習内容が頭に残りやすくなります。
また、書くとき頭の中で復唱しながら書くので、先生の言ったことや書いたことへの理解が深まります。
とにかく勉強は肉体労働であり、体全体を使い、より多くの刺激を与えた方が身に付きます。
また、書くことはテストの記述問題でも必要なスキルなので、ノートを取るということはこういう点においてもよい練習になります。

3.余計なことを考えすぎ、すぐに勉強に取り掛かれない
勉強は先ずやること、やらなきゃ始まらない。
しかし、勉強ができない生徒はこの「やる」にたどり着くまでが一苦労のようです。
何も考えず言われた問題を解く、言われたところを読むなどすればいいのですが、それをする前に「なぜ自分は勉強をしなくてはいけないのか。」「友達と○○したいな。」「明日の天気はどうなっているのだろう。」と余計なことばかり考え勉強まで手が回らなくなってしまいます。
「なぜ勉強しないといけないのか。」「勉強にどんな意味があるのか。」などと言うのは特に女子に多いように見えますが、男子にもいます。
これは勉強に対する拒絶反応を正当化すべく行っていることで、明確な答えが出ないのを分かっていてわざと考えているように思えます。
こちらとしては「そんなのどうでもいいから早く勉強しない。」と言いたいところですが、「勉強するに十分な納得のいく理由が示されない限り、自分が勉強しないことは正当化される。」、そういう期待で思考を巡らせているのかもしれません。
非常に厄介で、一緒にまともに考えていたら時間が過ぎ、勉強ができなくなります。
明確な答えがあればそれで問題解決ですが、そうでないなら一度じっくり親子で一緒に話し合う時間を設けることも大事です。

4.授業の勉強で終わりと思っている
勉強は授業でやればそれで終わりで、後は勉強しなくてもいいと思っているようです。
だから、家に帰ればもう勉強はしない。
宿題も提出という体裁だけ整えて、自力で解かないで答えを写す。
しかし、授業でやった内容は一発で完全に習得できるものではありません。
学年に上がれば上がるほどそうですが、未だに小学校低学年のような感覚で、授業以外で勉強をする必要はないと考えます。
だから、次の授業までに前回学んだことがほとんど(全く?)記憶に残っていません。
勉強は積み重ねなので、前述のことをマスターしなければ先に進めないという基本的なことが分かっていない(分かっていてもそうできない)のです。
結局前回習ったことが「ゼロ」だから、もう一度やってもやはり授業だけでは身に付かず「ゼロ」のまま。
なので、何回やっても最初のところから先に進めず、いつまで経っても勉強のできないままです。
今回習った内容は次の授業までにきちんと覚える。
これの積み重ねが大きな差を生みます。

5.自分はできないと思い込んでいる
勉強できない子は自分を信じていない子が多いようです。
自分はできないんだから勉強しても無駄。
でも、これは実は勉強しない口実だったりするのです。
自分が勉強できないのは生まれながらの能力のなさが原因で、いくら頑張ったところでできないのだから勉強する意味がない。
だから勉強はしなくてもいいと自分を正当化して、勉強をやらなくてはならない圧力から逃れようとするのです。
しかも、この論法であれば勉強できない原因は自分の持って生まれた才能のなさであり、自分自身のせいではないと言えるので、あえて自分ができると信じないのです。
信じてできるようになってしまうと、今以上に勉強させられると恐れているのです。
しかし、一見正しそうに見えるこの理屈ではいくつかの矛盾点もあり、本当は正当化できないのですが、この点に関しては別の記事にて。
自分はできないと言い張って、それを口実に勉強から逃避したいので、自分を信じないようにしていると考えます。
厄介なことは、単純に信じないのではなく、自主的に信じていない点です。
前者であれば、小さな成功経験を積ませれば自信がついて、やがて自主的に勉強に取り組めるようになり、成績も上がるでしょう。
しかし、後者であれば、よほどのことがない限り、「頑張れば勉強ができるようになる」ことを受け入れさせるのは困難です。



以上、勉強ができない生徒の特長を五つご紹介しました。
もちろん、他にもありますが、今回はここまで(また機会があればいずれ)。
いずれも正すには骨が折れる代物です。
でも、生徒の心理をよく理解して個別に対応するしかないでしょう。
全ての生徒に効く特効薬はありません。
一人でどうにかしようとするとどうしても限界があるので、様々な人の意見などを参考にして指導に当たるのがいいです。
なぜなら、より多くの選択肢の中からいろいろ試して、より最適な対応策を見つけられるからです。
その際は葛西TKKアカデミーも考慮に入れていただけるとありがたいです。

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