江戸川区松江1丁目にある
【松江の家】
電力会社からの電力供給を受けずに、太陽光発電パネルだけで必要な電力をまかなう
オフグリッドハウスです。
この住宅は、区内で子どもの権利条約の理念が活かされる市民社会をめざして活動する市民グループ
「江戸川子どもおんぶず」(代表:大河内秀人)の活動拠点として、広く地域に開放されているというので、遊びに出かけてみました。
暑い日でしたが、
【松江の家】はクーラーがありません。
扇風機が回っていますが、大きく開かれた窓から心地いい風が吹いていて、意外と快適♪
ほぼ24時間エアコンの中で暮らしているので、「え?エアコンなしで大丈夫?」って思ったけど、自然の風って気持ちがいいですね。
オフグリッドハウスのシステムは江戸川区の環境NPO「
足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ」がモデル的に構築しました。2階の部屋から見える南側の屋根に太陽光パネルが設置され、その電力を一階の6つの鉛バッテリーに蓄電、ブレーカーにつなげているので家の中のコンセントやスイッチが使えます。
自然エネルギーの力だけで生活できる「自産自消」の住まいは、災害などで停電になった時も安心です。
災害時には地域に松江の家は解放され、携帯の充電などの提供ができるそうです。
動力を必要とするものは電気を多く使うので、冷蔵庫や洗濯機、掃除機など使用する一般家庭では、もう少し大型のインバータやバッテリーが必要になりますが、蓄電池の改良が進み安価に手に入るようになれば家庭でも電気を作ってためて置けるような家が普通になる日が来るのはそう遠くないのかもしれません。(一部ではそういう家も稼働しているようですね。)
松江の家では、本を読んだり、寝転んだり、自由にのんびり過ごせます。
普段テレビやゲームばかりして過ごしていると、ここで何をしたらいいの? って思うかもしれませんが、子どもたちはすぐに自分たちの時間を過ごし始めるそうです。
本もたくさんあるので、好きな本を好きな場所で読んだり、ともだちとお喋りしたり宿題をやったり・・・そして一緒に来たパパやママものんびり過ごすうちに、スタッフといろいろお話して気持ちがすっきりしたり、緊張した毎日から解放されることもあるそうですよ。
2階のお部屋には立派な織り機が置いてあります。
スタッフがいるときには織り体験
「さをり織り」もできます。
壁に掛けられたカラフルな糸、みんなの作品もあちこちに飾られて、ナチュラルな素敵な空間です。
松江の家は現在
毎週月曜日にスタッフが在籍、自由に出入りできます。
織り体験は担当のスタッフがいるときに教えてもらえるので、聞いてみてくださいね。
夏休みは
毎週月曜日にイベントが企画されているそうです。
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【2023年 夏休みの企画】
7/31 さをり織り体験
8/7 塗り絵などアトリエ活動
8/14 * お盆休み
8/21 靴下モンキー作り
8/28 米袋トートバッグ作り
毎週月曜日は【LittleGarden】の企画となります。詳細は
Instagramからもご覧いただけます。
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◆松江の家 〒132-0025 江戸川区松江1-11-13
*メールにてお問い合わせください:LittleGardentmg@gmail.com