皆様こんにちは。
本日も前回に引き続き、
世界の離乳食事情についてご紹介していきます!
タイ
生後3、4ヶ月からと早い時期に離乳食を始めます。
タイで離乳食といえば
バナナをつぶしたもので、
「ナームワー」とよばれる離乳食に適した種類のバナナがあるそう。
その後にお粥を与えます。
市販のベビーフードはほとんど使われないようです。
タンザニア
「ウジ」と呼ばれる
トウモロコシの粉の重湯を、
ケニアでは
アボカドや
パパイヤなどをそのままあげることが多いようです。
中国
お粥に肉のでんぶをトッピングしたものが一般的。
中国では離乳期が長いのが特徴で、
トロトロ状のものを離乳開始から半年くらい与え続け、
1歳を過ぎたら大人と同じ食べ物に移行するようです。
卵を早くから与えるのも中国の離乳食の特徴。
最初は、水で溶いたゆで卵の黄身を与え、その後全卵に以降します。
中国では共働きが多いことから、最近はベビーフードの利用が急激に増えています。
ドイツ
ミルクで溶いた
マッシュポテトから始めます。
しかし近年のドイツでは、「1歳までは塩を一切使ってはいけない」と厳しく指導されるため、
市販のベビーフードを使うようにいわれることも。
パンも塩分が含まれているために、
8ヶ月までは与えてはいけないといわれるようです。
フィリピン
1週目はお粥などの炭水化物、2週目にお粥に肉や魚のタンパク質を加え、
3週目は塩、4週目にはニンニクと、
ものの一ヶ月でニンニクまで進んでしまうという離乳食の進み方の早さが特徴。
生後10ヶ月でほぼ大人と同じものを食べられるようになるようです。
そのほか、ヤムイモやフルーツもよく使われています。
ブラジル
豆のお粥やスープから始めます。
バナナ、パパイヤ、オレンジ、パイナップル、柿、桃、ぶどう、スイカなど、
ありとあらゆる果物も離乳食として使われます。
フランス
淡色野菜からのスタートが基本。
「パスティナーケ」という白いニンジンに似た野菜がよく使われます。
これをポタージュにして哺乳瓶であげるようです。
8ヶ月以上の赤ちゃんにはフランスパンを長めにちぎってあげることで、
歯が丈夫な子供に育つと言われています。
グルテンアレルギーの人が多いフランスでは、
グルテンが多く含まれるお米は8ヶ月までは与えないようにと指導されます。
大人同様、ランチに重きが置かれているのもフランスの離乳食の特徴。
市販の離乳食には、
タラと
アーティチョークのペーストなどというグルメな一品も。
香港
市販のベビーフードはあまり利用されておらず、
大人のスープやお粥を離乳食として与えることが多いそう。
様々な具材を煮込んだ
スープは栄養満点なので、赤ちゃんの離乳食もスープから、という文化が根付いているようです。
メキシコ
トウモロコシの粉を水かミルクで溶いたものを与えます。
モンゴル
離乳食の準備として、生後2、3ヶ月から
羊の脂をなめさせるそう。
その後、「カーシャ」とよばれるセモリナ粉を
牛乳で煮て砂糖とバターを加えたものや、お米の甘いミルク煮、肉のスープ等を与えます。
赤ちゃんの歯がため代わりに肉のかたまりをかじらせるらしい。
以上です。
今回ご紹介した中には、アジアの国も多いですが
日本の離乳食とは全く異なっていますね!
そしてヨーロッパの国の離乳食は、
美味しそうな料理を彷彿とさせますね
気兼ねなく海外旅行へ行ける日を夢見て、、、
皆さまご体調にはお気を付けてお過ごしくださいませ
ご覧いただきありがとうございました
株式会社パソナライフケア