下町酒場はしご酒~江戸川のディープな居酒屋巡り
駅前のサラリーマンの拠り所
東京メトロ東西線葛西駅から歩くこと約1分、地下鉄博物館の目と鼻の先の雑居ビル1階に居酒屋(大菊)がある。
創業は昭和55年。
入り口で、銭湯と同じく靴を下駄箱に収めてから入る。
店は大阪で料理修業を積んだ2代目が営む。
料理は「鰤かま塩焼き」「新さんま塩焼き」「銀だら煮付」などの和食から「赤ワイン仕立て ビーフシチュー」「帆立貝と青梗菜の中華風クリーム煮」「麻婆板春雨」といった和洋中の美味なる酒肴が揃う。
見渡す店内は常連客で賑わっている。
居酒屋で案外むずかしいのは注文や追加のタイミングだ。
混んでいたりするとなかなかこちらに気づいてくれない。
空になった徳利を振りあげ「オーイ」などと怒鳴ってはいけない。
店の人をじっと見ていて、目が合ったら軽く徳利をとり「これね」と合図すればよい。
それでも気づかなければ立ってゆくけれど、注文にこちらからおもむくのは面白くないので、まず洗面所へ入り手を洗う。
その帰りに、ついでという感じで「酒一本」と声をかける。
ナニ気どってんだ。
「オーイ酒」と声をあげればいいんだと思うかもしれないが、それで野蛮な田舎者に見えなかったら、その人は嫌味のないパーソナリティーをもった育ちのよい人だ。
凡人としては、また人目を気にする中高年としてはスマートにいこう。
すべからく紳士は大声を出すものではない。
居酒屋で紳士ぶることもないが、無礼講の場でこそ、その人の人品があらわれる。
刺身二点盛りとぶり赤貝を肴にビールをングングング……。
ここはサラリーマンの居場所のような駅前居酒屋だ。
★メニュー「値段は訪問時。現在とは誤差があるかもしれないので参考までに」★
値段表示は外税。
茄子味噌田楽500円
銀だら煮付1000円
銀だら西京焼き1000円
かき味噌鍋 一人前2680円
キリン一番搾り 中600円
特別純米酒 青森 田酒1050円
↑マグロとブリの二点盛り

↑生牡蠣はこれからが旬

↑赤貝の刺身はぴちぴち
↑駅のすぐそば。
| 店名 | 大菊 |
| 住所 | 東京都江戸川区東葛西6-4-2-101 |
| 営業時間 | 11:30~14:00・17:00~23:00【月・水・土】17:00~23:00 |
| 定休日 | 日曜 |
| 連絡先 | 03-3686-9688 |
| 関連サイト | なし |
| 取材日 | 2024年 |

◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規8000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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