下町酒場はしご酒~江戸川のディープな居酒屋巡り
今宵も炭火焼き鳥が飲兵衛を誘う
東京メトロ東西線浦安駅から歩くこと約3分、浦安駅南口商店会に焼き鳥居酒屋(鳥繁)がある。
江戸川区の葛西駅から1駅。
店内は明るく清潔。
カウンターの中では甚兵衛を着た若い男たちが立ち働く。
ここの火床は深く、真っ赤に熾った備長炭が何段にもぎっしり詰まる。
その炭火の準備がようやく終わったところだろう。
焼き鳥は火力が弱いとダメだ。
上っ面しか焼けず、中まで火が通らない。
備長炭を使えば食感もふくよかになる。
焼き鳥を炭火に乗せるとみるみる色を変え、さらに団扇で火を煽り、何度もひっくり返して届いた。
炭火に脂が落ちても高温のためチュンと一瞬で消え、煙はほとんど立たない。
定番の「もも肉」は濃厚な脂質とキリッと辛めに仕上げた秘伝のタレが絶妙に絡み合う逸品。
「レバー」は外はカリッ、中は甘みトローリ。
淡白なイメージの「ささみ」だってしっかり味と甘さが感じられ、「砂肝」生はふつうの焦茶色をしているがここのは新鮮きわまりない赤で、カリッと焼けた表面には途中で振った化粧塩が白粒で浮き、カカオフレーバーのような味を引き立てる。
鶏肉はとにかく鮮度が大切で、味の善し悪しにそのまま表れるのだ。
鮮度さえ良ければ本当は調味料なんていらないくらいうまい。
ブランド鶏も鮮度が悪ければ価値がないのと一瞬である。
ここでの〆は名物の「そぼろ御飯」で腹を満たす。
★メニュー「値段は訪問時。現在とは誤差があるかもしれないので参考までに」★
ザクザク彩りサラダ ハーフ 385円
むね肉とザーサイの水菜サラダ ハーフ 385円
そぼろ御飯「小」 583円
鶏チャーシュー 638円
鳥繁 酔神の麦【25度/鹿児島】グラス 748円
アサヒスーパードライ 生ビール「中」 748円
↑炭火焼の焼き鳥は炭の香ばしさがほんのり
↑サラダは箸休めにぴったり
↑名物のそぼろ御飯
↑煙もくもくではない小奇麗な焼き鳥屋
| 店名 | 鳥繁 |
| 住所 | 千葉県浦安市北栄1-15-27 熊川ビル 1F |
| 営業時間 | 11:30~14:00・17:00~翌0:00【土】17:00~翌0:00【日】16:00~23:00 |
| 定休日 | 無休 |
| 連絡先 | 047-382-8450 |
| 関連サイト | https://www.instagram.com/torishigeurayasu.ten |
| 取材日 | 2024年 |

◆この記事を書いたひと
酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦
東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規8000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。
ブログ「日本の酒場をゆく」↓
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