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下町酒場はしご酒~江戸川のディープな居酒屋巡り

葛西 信濃路 池波和彦のまいぷれ江戸川区・魅惑の下町酒場#16

二代目が作る渾身の酒肴と常連客の笑顔に心が緩む

東京メトロ東西線葛西駅からぶらぶら10分ほど歩くと、馬頭公園近くの住宅地に居酒屋(信濃路)がある。
「いらっしゃい」
二代目が迎えてくれた。
渋く落ち着いた二代目は料理人として脂の乗った雰囲気だ。
料理は、山かけ、天ぷら盛合せ、だし巻玉子はじめ、本日のおすすめは刺身三点盛、寒鯖干し焼ともっぱら和食。
挨拶代わりの刺身三点盛は、マグロ、タイ、タコが登場した。
この日の一押しであるマグロをいただくと、申し分ない脂ののり。
さて真打ち。
最初から目をつけていた「寒鯖干し焼」は、豊潤なうまみがたまらない。
二代目を交えた客同士の会話も(信濃路)ならではの魅力。
住宅地の片隅で営業するにはもったいない、うまい肴に心酔いできる一軒だ。

 

人生は努力とチャレンジと意気込むある経済評論家と、自分の範囲にのんびりでいいと説くある精神科医の対決、という話題があった。
あなたはどちらだろうか。
その経済評論家は、ひとりで酒を飲むなんて時間がもったいない。
きちんとスケジュール管理して、然るべきで一流店で【ミシュランで話題のとか】、パワーある要人と会って自分を売り込む。
それをまた次のステップにする。
お忙しくなによりです。
ここにはそういう人はいない。
今帰っていったスーツの若い男も、ぼうぜんと天井を見て酒を飲んでいただけだ。
スキルアップ、出世、良い結婚。
欲をかいたらきりがない。
今ここにある居心地をまず味わってみようではないか。
世間に生きる限り、自分の世界などそう通せるものではない。
第一給料でお金もらってるんだから。
でも人間はそればかりじゃ生きている価値がない。
そういう時は居酒屋だ。
こっちはお金を払ってるんだし、どっぷり自分の世界に浸らせていただきます。
人疲れしたあとの酒は黙って飲むのがいちばんだ。
その経済評論家の本に「問題がひとりでに解決することは、絶対にない」とあったが、ひとりでぼんやり酒を飲んでいたら、いつの間にか悩みが消えていたことはある。

↑刺身盛合せは絶対。これで900円「2020年・取材日」はお徳用

↑旨味が凝縮された寒鯖干し。これは日替わりメニュー

↑この時期は湯豆腐がいい。うまいですぞ

↑渋い店構え。居酒屋は渋くて古いが一番!

 

店名信濃路
住所東京都江戸川区中葛西4-18-9
営業時間17:00~翌0:00
定休日

日曜

連絡先03-3688-5378
関連サイトなし
取材日2020年

 

◆この記事を書いたひと

酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦

 

東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規7000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。

 

ブログ「日本の酒場をゆく」↓

https://ameblo.jp/m458itmasa/

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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