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下町酒場はしご酒~江戸川のディープな居酒屋巡り

池波和彦のまいぷれ江戸川区・魅惑の下町酒場#番外編

風に吹かれて小旅行~勝浦編

外房勝浦は東京にとって絶好の「近所田舎」。
東京駅から特急わかしお号で約1時間20分。
都会とはまったくちがう自然、町並み、人情、漁師料理、郷土料理が味わえる。
日帰りでも一泊でも楽しめる。
二人までなら電車がお得。
夏は昼過ぎに着いたら海水浴場へ。
御宿の月の砂漠の海水浴場は有名だ。
昼飯は御宿の「かね八寿し」で昼飯を。
6月、7月は伊勢海老禁漁だが8月からは伊勢海老入りの地魚にぎり3200円が味わえる。
伊勢海老食いのオイラは禁漁7月で食べれず悔しい。
また勝浦観光の小山山頂の社殿から勝浦港を一望する遠見岬神社は、石段を上がった二之鳥居に稲荷神社と金刀比羅神社の祠がある。
金比羅様は海の護りだ。
どちらも榊は青く、紙垂「紙飾り」は白く、ここを守る人がいるのがわかる。
三つの祠に賽銭を入れて丁寧に手を合わす女性が印象的だった。
日が暮れたら居酒屋だ。
一泊するなら絶対素泊まりが鉄則。
ホテルや旅館で食事するのは楽しみ半減ですぞ。
夜はその町の居酒屋に繰り出し、数軒はしご酒を楽しむのがいい。

居酒屋がその町を知るのに一番だ。
漁師町勝浦はサザエやカツオ、伊勢海老がおいしく、なめろうやさんが焼きは必食である。
おすすめの居酒屋は「さわ」や至福の百名酒場認定店の「天平」がいい。
そして忘れてはいけないのが、漁師町にバーあり、居酒屋遣いで楽しめる気楽なバー「国蔵」へ。
カクテルは600円前後でチャージなし。
翌朝は朝市だ。
勝浦には日本三大朝市がある。
輪島、飛騨高山、そして勝浦だ。
オイラはすべて尋ねたが勝浦の朝市は観光地化してない雰囲気が好ましい。
この日は獲れたてのサバが一本100円、わかめ300円、野菜や塩辛もうまそうだ。
帰りのお土産を買ったら朝飯だ。
勝浦といえばタンタンメン。
勝浦タンタンメンの名店「いしい」へ。
ここは朝7時から営業。
昔から勝浦はラーメンよりも辛いタンタンメンが一般的で、それは海から帰った男の疲れて冷えた体を一気に温めると聞いた。
店内の机の大きな冷水ポットが辛さを予想させる。
届いた丼は真っ赤な汁に点々と白ゴマが浮き、玉ねぎスライスがこんもりと重なる。
まずスープから。
辛い。辛いが底にひき肉が沈むよく利いた魚貝出汁の旨みが辛さをどろどろさせずすっきりと冴えさせ、たっぷり入る玉ねぎの甘みが辛みを消して、さらにひと口と進む。
勝浦タンタンメンの特徴はこの辛さと玉ねぎだ。
以降やめられない止まらない、冷水がぶり、ハンカチ汗ぐっしょりだ。
夏は恋の季節。
サーファーたちが彼女を連れて海へと歩く。
お!美人だなぁ、スタイルいいなぁ、若い娘が水着で歩くこの通りが大好きだ【コラ】。
オイラも昔彼女と勝浦の海で遊んだのを思い出した。
「勝浦のひと」の二番の歌詞がいい。

今朝の朝市賑わう中を
君は離れて歩いてた
海の上なら肩寄せ合える
人目を避ける事もいらない
口づけ交わせば切なくなるけど
好きだ好きだよ勝浦のひと・・・

 

大和龍二「勝浦のひと」より引用(作詞 つじ伸一/作曲 藤田たかし)

↑房総の郷土料理さんが焼き

↑外房の名物の1つサザエ

↑辛いがやめられない「いしい」の勝浦担々麺

↑夜の勝浦駅前

◆この記事を書いたひと

酒場ライター:居酒屋伝道師・池波和彦

 

東京生まれ東京育ち。酒場巡りを趣味とし、北は北海道の離島から南は沖縄の離島まで新規8000軒以上の店を巡りブログ「日本の酒場をゆく」を執筆。毎夜全国の居酒屋やバーにて神出鬼没の酒戦の日々を過ごす痛飲派。

 

ブログ「日本の酒場をゆく」↓

https://ameblo.jp/m458itmasa/

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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